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Live Report ライブレポート 2015



2015.1.24
"Que 20th記念 2DAYS series 『OPERATION HATACHI』
benzo「”加速SWING-BY”2015」 2DAYS"


benzo -2DAYS oneman-
[平泉光司(Vo.Gu.)、佐々木一也(Dr.)、伊賀航(Ba.)、高野勲(Key.)、キンドー(Key.)]
benzo benzo
benzo benzo
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昨年1月より1年間続いていたCLUB Que20周年イヴェントのラストに、おととし13年ぶりの復活を遂げたbenzoの2DAYSが開催された。

昔の音源をリマスターするタイミ ングで連絡を取り合い、ライブもしてみようという流れで復活した。復活後はキーボードを2名入れて5人編成でのライブを行っている。本日は2013年に行ったライブより録音された「LIVE'13」の先行販売もあり、気の早いお客さんが開場前に詰め掛けた。

開演時間を過ぎたころ、メンバーが登場、拍手で迎えられる。一曲目からbenzo節が炸裂。こんなバンドが日本にいるんです!  しかも15年以上前から。ソウルフルで、スウィー トで、軽快で遊び心もあり、そして胸にも刺さる楽曲たち。本日は、なんと3曲も新曲を披露。ミドルテンポからアップテンポな楽曲まで、幅広く演奏された。ボーカル平泉の甘くてソウルフルな歌声が体に溶け込む。その周りを固める楽器隊は時には寄り添い、時には激しくやりあいつつ、歌声をサポートするそのバランスが心地よい。うまいバンドはたくさんいるが声を聞いて誰が歌っているかわかるボーカリストはやはりプロフェッショナル。その声を武器に一気にメジャー シーンへ躍り出て、しかも10年以上の歳月が流れてもまたCD再発の話がでるバンド、benzo。1st singleから新曲まで、約2時間で駆け抜けた。

お店にとって大事な節目に彼らが出演してくれた、運命のタイミング。彼らの音楽はお客さんのみならず、このCLUB Queにとっても、刺激になる存在であり続けるだろう。惰性で続く関係ではなく、お互いを高めあう、そう正しく彼らの音楽 のように。
[文/下村祥子 撮影/栗田香那]
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