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Live Report ライブレポート 2015



2015.1.31
"LOTUS NIGHT vol.2"
GHEEE/音速ライン
GHEEE
GHEEE
音速ライン
音速ライン
GHEEE
GHEEE
音速ライン
音速ライン
GHEEE
GHEEE
音速ライン
音速ライン
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冒頭でPLAGUES「Silver chips」のイントロをかき鳴らしたのは、一番手の音速ライン。
PLAGUESと言えばGHEEEの深沼元昭 (Vo.Gu.)が90年に結成したバンドだが、藤井敬之 (Vo.Gu.)は大学時代に「Silver chips」をコピーしていたという。そんな思い入れのある楽曲でGHEEEファンもろとも会場の心をつかんで、「旅グラス」「みずいろの町」など“音速ライン節”を 炸裂させる。
疾走感のあるロックチューンやファンキーで踊れるナンバーなど、多彩なセットリストになっているのだが、どの曲にも青春の1ページを切り取ったような爽やかさや甘酸っぱさがあって、それらを演奏する音速ラインはもちろん、観客もキラキラした表情が印象的だった。

続くGHEEEは、メンバー各々が多方面で活躍しているだけあり、各パートが卓越した技術と個性的なサウンドで観客を酔わせる。そして、それらが化学反応を起こして、濃密な音像と心を揺さぶるグルーヴを生み出していく。
MCでは、深沼と近藤智洋 (Vo.Gu.)によるユルく不思議なテンポの掛け合いで沸かせていたが、演奏になると空気は一変。彼らの圧巻のパフォーマンスに呼応するように観客は踊り狂い、会場の熱気は留まることなくヒートアップしていった。
アンコールでは、この日誕生日を迎えた深沼のためにケーキと花束が用意され、会場全体で「ハッピーバースデートゥーユー」を合唱。爽快感もあれば、白熱した場面や温かな気持ちになる場面もあり、一夜でさまざまな情景を見せたライブだったが、終始溢れる観客と出演者の笑顔が心に残った。
[文:神保未来 (FAMiLIES) 撮影:栗田香那]
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