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Live Report ライブレポート 2015



2015.7.11
"MAGUMI presents CLUB Que Renewal Party!「Rolling Ska Story」"

MAGUMI AND THE BREATHLESS/REI MASTROGIOVANNI
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 7月に入って連日グズついた天気が続いていたなか、ようやくスカッと晴れた週末。リニューアルしたCLUB Queにスカの風が吹き荒れた。

 日本のスカ・パンク草分け的存在であるLA-PPISCHにてヴォーカル&トランペットを務めてきた MAGUMIと、国内外のスカ・パンクに影響を受け、新しいミクスチャー・カルチャー"NEXTURE"というスタイルを掲げ活動するREI MASTROGIOVANNI。これまでもREIが主催する"SPACE TRAIN FESTIVAL"にMAGUMI AND THE BREATHLESSが出演するなど兼ねてより関わりがあった2組だが、ツーマンは初となる。

 ライヴはREI MASTROGIOVANNIからスタート。この日のためにと特別に 7人編成のスカバンド・セットは、管楽器隊と普段REIのパートであるベースもサポートメンバーに委ねるというかたちでのライヴとなった。オーディエンスの緊張をほぐすようにゆったりしたナンバーから始まり、レゲエロック調にアレンジした「All Need is Love (カバー)では、コール&レスポンスで会場にいる全員と心を通わせるようにピースフルな空気で包んでいく。生まれは大阪、アメリカのオレゴン州育ちという多彩なバックグラウンドを持つREIは、かつて活動していたPOCKET FACE時代の曲「SKA MOVEMENT」やデビュー曲「Orbit」、最新のナンバーまで自らのルーツをなぞるようなセットリストでたっぷりと見せてくれた。

 続いてMAGUMI AND THE BREATHLESSは、ミディアムダブのナンバーから、ガラリと会場のムーディーな雰囲気に変え盛り上げる。軽快なスカ・ナンバーで会場を温め「Go! I West」では、サンバ調の間奏で観客とシンガロングし一体感を増してライヴを繰り広げる。トークでは、"REIがすごくハッピーな空気を作ってくれたからね、俺はお前らを地獄に落としてやる(笑)GO TO HELL!"とジョークを飛ばしたりMAGUMI節を炸裂。笑いを誘いつつ、さすがのパフォーマンスでライヴを締めくくった。アンコールでは、 REIたちを迎え入れLA-PPISCHの「ガンジー」と「パヤパヤ」をセッション。この2曲はMAGUMIをリスペクトするREIのリクエストで実現したそうで、2人の"スカ・ストーリー"が重なり合い素晴らしいグルーヴと笑顔が溢れたひとときだった。
[文:大島あゆみ 撮影:栗田香那]
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