CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2015



2015.7.21
"CLUB Que夏ノ陣 VSシリーズ vol.10 ~RETURN TO NATURAL~"

Mellowhead VS Schroeder-Headz
Mellowhead
Mellowhead
Schroeder-Headz
Schroeder-Headz
Mellowhead
Mellowhead
Schroeder-Headz
Schroeder-Headz
Mellowhead
Mellowhead
Schroeder-Headz
Schroeder-Headz
画像をクリックすると拡大表示で閲覧できます。
 2015年の夏ノ陣第10弾は、PLAGUES深沼元昭のソロプロジェクトMellowhead (メロウヘッド)と、佐野元春をはじめ数多くのアーティストのサポートで知られるキーボーディスト渡辺シュンスケのソロプロジェクトSchroeder-Headz (シュローダーヘッズ)が共演。渡辺シュンスケがMellowheadの最新アルバム『Kanata』に参加するなど、日頃から親交の深い2組。ファンの期待も高まっていて、ソールドアウトにより満員となったCLUB Queは開演前から熱気に包まれていた。Schroeder-Headzは、冒頭からキーボードの上に乗るなど、激しいプレイで盛り立てる。流れるように美しい旋律が奏でられたかと思えば、トリッキーなバンドサウンドであっと言わせたり、混沌とした楽曲の展開にどんどん引き込まれてしまう。この日は、できたての新曲を含む10曲を披露。“インストですが、歌心、真心込めて弾いています”と語る渡辺のピアノには、聴く者を引き付ける力を感じた。 続くMellowheadは、小松シゲル (Dr./NONA REEVES)、林幸治 (Ba./TRICERATOPS)、金井央希 (Key.)をサポートに、グルーヴ感のあるアッパーチューンの連続で観客を踊らせる。音が生命を持っているような活き活きとしたギターフレーズや、深沼の渋みある独特の歌声で魅了する。Schroeder-Headzとの対バンを楽しみにしていたと言う深沼の “(渡辺シュンスケは)凄すぎてイライラしちゃうくらい(笑)”と冗談交じりに語るさまにも、2組の仲の良さとお互いへの尊敬が滲み出ていた。アンコールでは、Mellowheadと渡辺シュンスケが登場し、Mellowheadの「逆光のせい」と、深沼が大好きだという渡辺の楽曲「Swallow song」を共演。出演者、そしてファンの笑顔に包まれた、心温まる一夜となった。
[文:神保未来 (FAMiLIES) 撮影:大出丈仁]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.