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Live Report ライブレポート 2015



2015.10.5
"ダンスホールCLUB Que"

SCOOBIE DO -oneman-
SCOOBIE DO
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結成20周年のスクービードゥー。前日の日比谷野音を大成功に収めた「ダンスホール野音」に続き、ここ下北沢で「ダンスホールCLUB Que」と銘打ったワンマンライブを開催。もちろんこの日もソールドアウト。会場のBGMが鳴り止み、SEが流れ始めると会場内がざわめき出しスーツ姿の4人が登場。「行こーぜ、下北!!」を合図に「BOOGIE DOWN」の1曲目からテンションを上げていき、コヤマシュウ(Vo)の力強いハープが鳴り響く「真夜中の太陽」そして「かんぺきな未完成品」へと続く。『野音でやりきれてない曲がたくさんあるんだ。君も君の一番好きなやり方で、最後まで楽しんでってくれ! よろしく!』とコヤマのMCに、歓喜の声が響きわたり会場が盛り上がる。前日の野音では31曲を披露した長丁場、疲れなど全く感じさせない勢いをみせる彼らはさすがだ。「45回転の夜」「笑う女」「Private Lover」と、怪しく艶のあるJAZZYなリズムでオーディエンスを魅了。「やっぱりライブハウスはいいいね! 野音も最高だったけど」と笑ってコヤマ。彼らもまたライブハウスが原点であり、バンドマンとして音を鳴らし続けているという揺るぎないものがあるのは間違いない。野音では演らず、9月にリリースした『Extra Funk-a-lismo!-Covers&Rarities-』から「スニーカーぶる~す」「美しく燃える森」「Day Tripper」を披露。3曲のカバー、原曲への敬意、プライドと遊び心があっての成せるサウンドに昇華している。後半は「ドア」から始まり、「恋をした男子」「踊りませんか」と加速していき、メロウでファンキーなスクービーサウンドがグッとオーディエンスの心を掴んでいく。「真夜中のダンスホール」で本編は終了するも、Wアンコールまで巻き起こり「キミとオレ」で締めくくる。来年は自身のレーベルであるCHAMP RECORDS設立10周年、初ライブはQueというナガイケ(Ba)は加入して15周年、そしてMOBY(Dr)は生誕40年とこれまた話題が尽きないSCOOBIE DO。止まる事を知らないサムライ四人衆は、圧倒的な演奏力とソウルフルなパフォーマンスを今後もライブハウスで鳴らし続けるだろう。“LIVE CHAMP"の名に相応しいのだから。
[文/撮影:CLUB Queスタッフ]
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