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Live Report ライブレポート 2015



2015.11.15
"SUPER BAD LIVE 2015"

SUPER BAD [高田エージ,内藤幸也,鹿島達也,遠藤典宏]
OPENING GUEST> ザ・ビートモーターズ
SUPER BAD SUPER BAD
SUPER BAD SUPER BAD
SUPER BAD
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1986年に結成し、シングル『ドナドナ』で1988年にデビュー。同年にはDr.Feel Goodの来日公演でのオープニングアクトに抜擢され、ファンキーでソウルフルな演奏を聴かせたロックバンドといえばSUPER BAD。1992年に活動停止となったが、2013年にここCLUB Queでワンマンライブを決行し、21世紀に再び復活を果たす。去年の11月のワンマンから約1年ぶりとなるライブをOPENING GUESTのザ・ビートモーターズを迎え行われた。
大先輩を前に会場を暖めるべく、『泥沼』『グッバイロックンロール』、そして思わずフレーズを口付さんでしまう『いつかのサマータイム』と熱いロックンロールでぶっ飛ばす。秋葉(Vo)の渋い声が染みわたり、60~70年代のロックを彷彿とさせるストレートなサウンドが心に響く。ラストは『ジェット先生』で激しく盛り上げバトンを繋ぐ。
ジェームス・ブラウンの「Super Bad」が会場に流れ楽器隊の3人が登場。軽くチューニングを行いドラムのカウントが入りインスト曲「スパイ大作戦のテーマ」を演奏。照明も相まっての怪しい雰囲気に包まれながら、メインである高田エージが笑みを見せながら登場。両腕を大きく広げ「We are Super Bad!!!!」とホールに響き渡るフレーズと高田(Vo)の満面の笑みで会場は歓声と熱気に様変わり。すぐさま2曲目の『We’re So Fine』に移りヒートアップ。軽快なリズムに切れのあるカッティングで観客も一体となり踊り歌う。ワイルドでキレのあるダンスを魅せるなか、ふと魅せる高田の笑顔は、まるで子供のような無邪気な一面も。グルーブ感たっぷりのロックンロールで観客は歓喜と興奮とともに踊り続ける。「ビートモーターズが一緒に演れて、僕らのことを若手と言ってくれて嬉しいです。と言ってくれたけど、僕もまだミッキーカーチスさん、ムッシュかまやつさんにはエージは若手だから頑張れよと言われててるんです」とのMCに観客から「頑張れ~!」の声。その声に「まだまだ頑張るよ! 21世紀に蘇り、まさか皆の前でやれるとは思ってなかったから。SUPER BADの楽しさを次の世代に引き継ぎたいなって。頑張って再結成してます!」という言葉に会場から大きな拍手が沸き起こる。後半にはジェームス・ブラウンメドレーを披露し、ファンキーでソウルな演奏でさらに会場は大熱狂!アンコールはデビュー曲でもあるスカバージョンの『ドナドナ』で大興奮で終了。今年でデビュー27年目のSUPER BADだが、30年目を迎えるべく突き進んで欲しい。
[文:CLUB Queスタッフ/撮影:Susumu Yoshioka]
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