3 科楽特奏隊主催企画 爆音チャンピオンまつり'16春 『ウルトラQUE ~ガラモーンズの逆襲~』|2016|LIVE REPORT|CLUB Que WEBSITE

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Live Report ライブレポート 2016



2016.4.16
【DAY】 "科楽特奏隊主催企画 爆音チャンピオンまつり'16春
『ウルトラQUE ~ガラモーンズの逆襲~』"


GARAMONES/科楽特奏隊
爆音チャンピオンまつり'16春 爆音チャンピオンまつり'16春
爆音チャンピオンまつり'16春 爆音チャンピオンまつり'16春
爆音チャンピオンまつり'16春
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晴れた昼の12時。下北沢の地下2階のライブハウスに続々と人が集まってきた。この日は、特撮ヒーロー番組「ウルトラQ」の『ガラモンの逆襲』初放映日(1966年4月17日)から50周年記念のイブなのだ(昼ですが)。戦いの舞台ともなった下北沢で、その名も『ウルトラQue』と銘打った科楽特奏隊の企画ライブが開催された!
モニターに流れる「ウルトラQ」を模したモノクロのOP映像に目を奪われていると、ステージに楽器を抱えた怪獣たちが現れた!先攻はGARAMONES。真っ赤なガラモン(Vo:KANAE)、黄色のカネゴン(Ba.Vo:おかもとえみ)のツインボーカルを中心に、脇を固めるのはケムール人(Key:鈴木秋則)、バルタン星人(Dr:西浦謙助)、ダダ(Gu:町田昌弘)のキャラの濃い面々。頭だけの着ぐるみ(?)&ツナギ姿がカラフルで愛らしい。が、一曲目「ウルトラQ」から、スピード&ドライヴ感満載のパンクカバーを鳴らすから侮れない!「ウルトラマンの歌」「タロウ」「セブン」等に加えて、オリジナル曲「なぜ?なぜ?怪獣なのに」や、「ウルトラマンレオ」ではメンバー全員が楽器を持たずカラオケで歌い踊ったりして、会場大ウケ! この日が初ライブという彼ら。「緊張するね」「緊張するけど楽しいね」とカネゴン&ガラモンのMCの掛け合いも微笑ましく、トチってもご愛敬。最後は「ガラモーンズのテーマ」でお客さんも楽しくダンスで大盛り上がり!
後攻は科楽特奏隊。戦隊ヒーロー的なコスチュームで登場し「これから数十分、あなたの心はあなたの身体を離れ、特撮ロックの世界へ入り込んで行くのです!」と一気にマニアックな雰囲気を漂わせるも、サイケな「ウルトラQ」や、ダンサブルにアレンジされた「Ultra 7」「怪奇大作戦」のカバーを越えた圧倒的カッコよさに、瞬殺でノックアウト! メンバーは北斗ヒョウリ(Vo.Gu:タカハシヒョウリ)、モロボシ・ライダーン(Ba:大内ライダー)、遼秀樹(Gu:ryo nakamura)、ハヤタ・森(Dr:マスダシン)、エミソンヌ(Key:おかもとえみ)。怪人ダンサーが踊る中でエミソンヌが熱唱するオリジナル曲や、突然の悪役乱入でフロアで大立ち回りのパフォーマンスも! イケメン過ぎるロックなサウンドに、熱く拳が振り上げられ、フロアが大きく揺れた。演奏しながらウルトラヒーロー的なアクションをキメる余裕もまた憎い! ラストは「ご当地怪獣のテーマ」でコール&レスポンスの大熱狂のまま終了。
アンコールでは「帰ってきたウルトラマン」を演奏する科楽特奏隊に、まさかのガラモーンズの逆襲で寸劇がスタート?! 最後まで笑いの絶えない、ロックと特撮の世界にすっかり魅了されたイベントとなった。
[文:下村祥子/撮影:科楽特奏隊スタッフ]
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