2016.4.24
"JSG presents 2マンライブ/Jake stone garage VS THE PINBALLS"
Jake stone garage/THE PINBALLS
Jake stone garage
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THE PINBALLS
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Jake stone garage
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THE PINBALLS
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Jake stone garage
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THE PINBALLS
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Jake stone garage(以下、JSG)による、THE PINBALLSとのツーマンライヴ。以前から親交があった2組だが、今回が初のツーマンということでバンドにとっても念願の公演となった。
先攻のTHE PINBALLSは、古川貴之(Vo)が「派手にはじめようぜー!」と叫び「真夏のシューメイカー」から疾走感あふれるロックンロールを転がし始める。「FREAKS’ SHOW」では、石原天(Dr)の軽快な4つ打ちに合わせ、オーディエンスはバンドクラップを鳴らしビートと絡み合い渦を巻くようなグルーヴが生まれていく。グイグイと上がる熱気に油をさすように森下拓貴(Ba)が「今日はとことん最高のロックンロールを見せてやるからなー!」と煽り「アンテナ」を披露し「悪魔は隣のテーブルに」、「片目のウィリー」などクールかつキャッチーなナンバーを畳み掛ける。MCで古川は、ロックンロールをやっていたから出会えた素敵な仲間とツーマンが実現できたと喜びを語り「ニューイングランドの王たち」を披露。ミドル・テンポの叙情的なナンバーに続き、メランコリーな雰囲気の「HORRORS OF THE NIGHT」や「ヤードセールの元老」などをプレイ。まだまだ行けるか! と豪快に煽り通し、ラストは「20世紀のメロディ」を奏でてライヴを締めくくった。
後攻のJSGは、「秘密」からスタート。フロアの熱気を塗り替えるような重厚なバンド・サウンドを奏で、「リビドー」、「Alice on edge」などアンセムを続々と披露していく。そして中盤には、THE PINBALLSの「way of 春風」をカバー。さっき本家が披露したばかりという若干ハードルが高めの状況だったが、スリーピースでワタナベサトシ(Vo.Gu)のキーに合わせた若干低めのアレンジはTHE PINBALLSへのリスペクトを、JSGらしさを交えて昇華し盛り上げた。そして勢いに乗ったまま後半戦へ突入。ジャジーなベースを軸にした「Heat Jive」やプログレ要素のある妖しげな「DEEP IN」など、個性の立ったナンバーを披露。そして最後は、荒々しい高速ギターリフがかき鳴らされ「ラトル スネイク シェイク」を演奏し、ツーマンのラストを飾った。
アンコールでは、古川を迎え入れ「トビラ」を披露。ツインボーカルで楽しげに歌い上げるスペシャルなセッションにフロアからは大きな歓声が湧いた。これで幕引きかと思いきやダブルアンコールでは、キラー・チューン「クリムゾンジャガー」を投下し、完全燃焼の演奏でフィニッシュ。ロックンロールの清々しい余韻を残し、ライヴを終えた。
[文:大島あゆみ/撮影:大出丈仁]
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