3 REALでKICKSなTOUR 【50Kinds of Rock Life】|2016|LIVE REPORT|CLUB Que WEBSITE

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Live Report ライブレポート 2016



2016.5.7
"REALでKICKSなTOUR 【50Kinds of Rock Life】"
カルメラ/鶴
カルメラ
カルメラ
鶴
カルメラ
カルメラ
鶴
カルメラ
カルメラ
鶴
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カルメラのニューアルバム『REAL KICKS』リリースを記念した、鶴を迎えての2マンイベント。
先攻は鶴。歓声を浴びてメンバーが登場すると、一曲目の「ソウルメイト今夜」で圧倒的にノリノリなサウンドと心地良いメロディーが、会場の熱量を一気に引き上げた。「(鶴を観るのが)初めての君達にもやってもらいたい」と、手首を曲げて影絵で見るような鶴のポーズで「こんばんは鶴です!」とフロアを巻き込んでの大連呼! これが愉しい! Queに観客の声と笑顔があふれた。ツアーで47都道府県を2周しながら作り上げたという最新アルバム『ソウルのゆくえ』を中心に演奏。ダンサブルで力強い演奏と、グッとくる歌声に熱く魅了される。途中、カルメラからホーンの3人が参加し「小さくても世界は変わってる」「乾杯」で共演。見た目も演奏も華やかに盛り上げた。ラストは「Funky Day」「夜を越えて」と最後までテンションMAXのまま走り抜けた。

後攻は、ホーンをフロントに据えた浪速の8人組、カルメラ。赤と黒のお揃いの縦縞スーツ(ネクタイと髪型に個性が見える)がステージに揃うと、パッと視界が華やいだ。一曲目から爽やかなインスト「Flyover」に会場の手拍子が躍り、ソロのパートに歓声が上がる。MC担当の西崎ゴウシ伝説(agitator)が「下北沢ー! そうです、俺達が歩くテーマパーク、エンタメ・ジャズバンド、カルメラです!」と叫び、拡声器で客席を煽りまくる。スタンダードな実力派サウンドと、勢いあるエモーショナルなプレイスタイルで緩急をつけながら、次々と盛り上げていく。後半、アップテンポで過激に煽り立てるキラーチューン「犬、逃げた。-ver. 2.0-」ではフロア大興奮! ソロパートを全員でリレーすれば、ドキドキ感が増幅して止まらない。元気ギンギンな「ロックンロールキャバレー」で最高潮に達すると、ラストはハッピーソング「Euphoria」に歓喜した。
アンコールでは、カルメラ作曲×鶴作詞のコラボ曲を発表。昭和の歌番組の生バンド風なクオリティ高い演奏をバックに、鶴の秋野が前列のお客さんに握手して周りながら歌い上げる歌謡曲「妄想テレパシー」が最高だった! カルメラ&鶴が共演した一夜を強烈に印象づける、忘れられない一曲となった。
[文:下村祥子/撮影:栗田香那]
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