3 『ナカジマノブ博2016~ビバ!50歳!!どこを切っても俺!!!』出演バンドのすべてのドラムがナカジマノブです!! BIG CIRCUS # CLUB Que 22nd ANNIVERSARY SERIES|2016|LIVE REPORT|CLUB Que WEBSITE

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Live Report ライブレポート 2016



2016.9.18
"『ナカジマノブ博2016~ビバ!50歳!!どこを切っても俺!!!』出演バンドのすべてのドラムがナカジマノブです!! BIG CIRCUS # CLUB Que 22nd ANNIVERSARY SERIES"
・無限17 [井垣宏章,ミツゴロー,ナカジマノブ]
・ドミンゴス [吉田一休,ミタヒデキ,ミツゴロー,ナカジマノブ]
・華吹雪 [水戸華之介,和嶋慎治,内田雄一郎,ナカジマノブ]
無限17
無限17
ドミンゴス
ドミンゴス
華吹雪
華吹雪
ナカジマノブ
ナカジマノブ
ナカジマノブ
ナカジマノブ
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 ナカジマノブ聖誕祭1日目のこの日、会場はお祝いムードに包まれていた。彼の50歳の誕生日が2日後に控えているからだ。高校2年で初めてバンドを組みドラムを叩いた日から、50歳までの軌跡があるからこそ多くの人に愛されているのだろう。
 無限放送17から盛大にスタート。メンバーの登場とともに観客が踊り出す。「UFO」から、ビート音とともに客の体も自然と横に揺れる。「夕暮れラプソティ」では井垣宏章(Vo.Gu)が下手からステージ中央にいく。「この夕日を忘れるな! 」 と言った彼は客と目と目をあわせ、人々の共感へを訴えているようだ。ノリのいいビートともに、夕暮れとなしたオレンジの光が会場を包む。まわるミラーボールの光に溶け込み、世界の美しさを訴える彼らは紛れもなく輝いていた。
 次に登場するのはドミンゴス。メンバーを1.2.3.のBGMで手拍子で向かい入れる観客。「ナイスデー」の始まりとともにドラムのアタックとともに吉田一休(Vo)がけたたましくハーモニカを情熱の赴くままに吹き上げる。「キッチン」ではまるで、男女がお互いのボタンをていねいに掛け直すような楽曲だ。「アイシテル」って言葉じゃ僕の“愛してる”は伝わらない」という言葉から、お互いの愛の深さにギュッとしめつけられる。そのまま「あなたがちょっと笑えば」へ。まるで親子が、息子に伝えていきいことを詰めこんだ心温まるナンバーだ。ラスト「ラブチュチュ」では恒例のゴム手袋割りで吉田一休がナカジマノブを祝う。ノリの良いアッパーチューンに魅せられて、フロアはピンクに染まった。
 最後に登場したのは華吹雪。「スシ&ロール」では和嶋慎治(Gu)のギターと内田雄一郎(Ba)とナカジマノブ(Dr)のビートが、スシ食いねェ!をロックンロールへと早変わりさせる。ギターはフロアの客を巻き込んで曲のビートに巻き込んでいき、つい頭を振ってしまいそうなタテノリのロックンロールへと変貌した。「安息のええじゃないか」ダンスビートのようにフロアは一気に踊り出す。観客が手を広げ、フロアに波を作る。まるで阿波おどりのようにヒラヒラと舞いながら踊る。10曲目「青春バーン」でフロアの熱は最高潮。波に乗るように手と体が勝手に動くビート。たたみかけるようなギターソロが曲のエンジンを加速させる。突っ走っていくように駆け抜け、そこに水戸華之介(Vo)のいぶし銀のボーカルが喝を入れる。観客は手を高く掲げ、皆でひとつの突破口に向かう勢いのまま、花吹雪は美しく舞っていった。
[文:飯嶋りか/撮影:山中善正]
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