3 『ナカジマノブ博2016~ビバ!50歳!!どこを切っても俺!!!』出演バンドのすべてのドラムがナカジマノブです!! BIG CIRCUS # CLUB Que 22nd ANNIVERSARY SERIES|2016|LIVE REPORT|CLUB Que WEBSITE

CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2016



2016.9.19
"『ナカジマノブ博2016~ビバ!50歳!!どこを切っても俺!!!』出演バンドのすべてのドラムがナカジマノブです!! BIG CIRCUS # CLUB Que 22nd ANNIVERSARY SERIES"
・BOZE STYLE [枕本トクロウ,山田ススム,ニコラスケイ,うかちん,合津スクホク☆亮也] & GOMOS [渡部拓,ハル.,ナカジマノブ]
・THE ゆうたろうバンド [ゆうたろう,ニコラスケイ,ハル.,ナカジマノブ]
・人間椅子 [和嶋慎治,鈴木研一,ナカジマノブ]
BOZE STYLE & GOMOS
BOZE STYLE & GOMOS
THE ゆうたろうバンド
THE ゆうたろうバンド
人間椅子
人間椅子
ナカジマノブ
ナカジマノブ
ナカジマノブ
ナカジマノブ
画像をクリックすると拡大表示で閲覧できます。
 数多くのバンドで活躍するナカジマノブ(Dr)の毎年恒例のバースデイ・イベント「ナカジマノブ博」。50歳となる今年は、下北沢にて3日間に渡って開催された。誕生日前日、2日目のトップバッターは、手に持ったサイリウムや光るメガネ、衣装、そして頭が眩しいBOZE STYLE。洒落たダンス・ミュージックや、GOMOS(ゴウモウズ)の骨太なビートに乗せて、薄毛や抜け毛といった自虐ネタをユーモラスに歌い踊る。「あ、ずれてる」では人間椅子のスタッフ、中野親分がサプライズ登場する一幕も。楽しいステージングでイベントを勢いづけた。
 続くThe ゆうたろうバンドは、陽気なロックンロールで会場を盛り上げる。「NO NAME,NO LIFE」のコーラスから突如始まった、カーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」では、4人で肩を組み、じゃれあう姿が微笑ましい。一転して、バンド結成のきっかけとなった「コピーバンド」では、アツく叙情的なパフォーマンスを見せる。心の底から演奏を楽しむ4人の姿からは、いくつになってもずっとバンドを楽しんでいこうとする強い意志が感じられた。
 トリを飾るのは人間椅子。誕生日ということで、「猿の船団」を筆頭に、なんとセットリストの約半分がナカジマのボーカル曲! おどろおどろしく轟く重厚なサウンドにナカジマの力強いハイトーン・ボイスが絡めば、興奮するなと言うほうが無理だろう。円熟のアンサンブルが生み出す熱狂の渦に飲み込まれた会場は、まるで灼熱地獄のようだ。勢いそのままにアンコールに突入すると、ナカジマが加入時に初めてメインボーカルをとった思い出の曲「道程」を経て、出演者全員がステージへ。ここで誕生日ケーキならぬ、誕生日ハンバーグのサプライズ!  最後は出演者、観客一丸となって「ダイナマイト」を大合唱し、大団円を迎えた。
 どのバンドでもムードメーカーとして愛されるナカジマに、終始ファンから送られた「アニキ!」の大声援。メンバーにもファンにも愛されるナカジマらしい、笑顔と愛に溢れた一夜だった。アニキ、50歳おめでとうございます!
[文:齊藤幸/撮影:大出丈仁]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.