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Live Report ライブレポート 2016



2016.12.31
"【第2部】Que's COUNTDOWN 2017"
LOST IN TIME/セカイイチ/ドミンゴス/鶴/RETO
LOST IN TIME
LOST IN TIME
セカイイチ
セカイイチ
ドミンゴス
ドミンゴス
鶴
RETO
RETO
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 2016年最後の公演。豪華メンツを迎えて行われた年越しイベントの第2部は、20時からスタート。トップバッターを務めたRETOは、「みなさんにとって最高の居場所になりますように。」と女性ボーカルこやまゆい(Vo)が声高らかに叫ぶと、ポップで疾走感のある「スミカ」や、家族を大切にするコヤマのリアルな心情を歌ったバラード「あのね」など5曲を演奏。フレッシュかつ鮮烈な印象を残してバンド初の年越しライヴを終えた。
 続いては、年明け直ぐにワンマンを控えたドミンゴスが登場。振り付きで踊り歌う「Love Chu! Chu!」など陽気なロックで盛り上げ、吉田一休(Vo)の特技・鼻息でゴム手袋を破裂させる一芸も披露したりサービス精神を発揮した。一度は〆たかと思いきや、最後にアンコール!と称して「SOUL SPEAKER」とどこまでもゴキゲンなライヴでバトンを繋いだ。
 その流れを引き継ぎように意気揚々と登場した鶴は、鶴のモチーフがついた正月飾りを首から下げた秋野 温(Vo.Gu)が「今夜はみんな、夜を越えに来たんでしょう?」と投げかけ「夜を越えて」から、ソウルフルなライヴを展開。背中を押してくれる「ニューカマー」や年越しに先駆けて「乾杯」と、鶴らしいユーモアのある選曲で魅了し、最後は「ソウルメイト今夜」で締めくくった。
 転換中から、ラジオ番組風のBGM&映像で楽しませてくれたLOST IN TIMEは、「30」から気持ち良いサウンドを届け、最新曲「太陽のカフス」と胸を揺さぶる爽快なロック・ナンバーを次々と披露した。今年は結成15周年を迎え1年をかけてアルバム全作を振り返るワンマンシリーズを行った彼らだが、この年の終わりに相応しい演奏を聞かせた。
 今年の年越しを担当するのは、セカイイチ。実は、先ほどのLOST IN TIMEが曲目を変更することなく15分押しをオンタイムに戻す神業を披露しており、余裕を持った進行でのライヴとなり、「HARD-CORE-GEEK」や新曲と年越しの直前まで、ファンクなグルーヴを鳴らし続け会場を揺らした。そして年越し! 出演者をステージに呼び込み、Queから観客に振る舞い酒が配られた後に全員でカウントダウン! 無事に2017年を迎え最高潮のムードのなか「Looking Around」「あかり」と一気に駆け抜けてフィニッシュ。そして間もなくアンコールに応えて、再びセカイイチが登場すると「パッとやって花火のように終わっていきたいと思います。」岩崎慧(Vo.Gu)と、「カプセル」を演奏し第2部はお開きに。ハッピーな空間のなか年越しイベントは第3部へと移り、新年の宴は早朝のTHE NEATBEATSまで賑やかに続いたのだった。
[文:大島あゆみ/撮影:前田美里]
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