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Live Report ライブレポート 2017



2017.9.21
CLUB Que Shimokitazawa Twenty-third Anniversary [THE TOKYO 23]
"MAGUMI デビュー30周年記念 第2弾! Thank you EVERYBODY!"

MAGUMI AND THE BREATHLESS
GUEST> 奥野真哉/小池隼人
MAGUMI AND THE BREATHLESS MAGUMI AND THE BREATHLESS
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 2017年9月21日。マグミさんがミュージシャンデビューしてから30年目の日。いい天気に恵まれました! 台風が来そうだったし、たまにミサイルなどなど色々海を越えて飛んでくるけど、マグミ&BREATHLESSは晴天! おかげでお客さんいっぱい! やったね!! 照明が落ちてライブが始まる! クールなのか、愉快なのか、怖いのか、楽しいのか、つまりこれがミクスチャーってやつだね。16分音符を大きく沢山並べて、ノリノリにしてくれる。4曲目にしてパヤパヤでガッツ盛り上がって、なんというかバンドとマグミさんとお客さんのグルーヴ。いくときゃいくぞの連合具合が半端ない。人数も多いけど、それ以上に音の数種類が多いの。
 MAGUMIの音を支えるレギュラーメンバーが永井秀樹、カサマツマサヨシ、島本亮、ベースの袴塚徳勝は昔、下北屋根裏を中心にアンスキャンダルというバンドでブリブリ言わせて、コールタールのサポートやミクッスチャー最先端を転がしてた人。勝手知ったるこの5人がレギュラーメンバー。それに最近絡みの多いゲストトロンボーンは小池隼人。こいつも元気で最高だね! この6人でドラム、キーボード3台、ベース、ギター、トランペット、トロンボーン、サックス、アコーディオン、ピアノ、歌というそれぞれの音色を6人で奏でちゃってる。後半には奥野真哉が登場したんだけど、さらに鍵盤3枚とサックス持ってきて、さながら楽器屋さん状態。
 「ゲスト~水戸華之介――!!」ザワめいてからの「うっそー」。いやいや昨日出てたけど今日いませんて…。Queサイドもどよめいた嘘も交えて激しくにこやかに時間が流れる。 そんなこんな楽しく時が過ぎ、そろそろ真ん中過ぎあたりかと思ったへヴィーグルーヴの「水溶性」が、10曲目だったんだけど、終わってみたら多分25曲やったんで、この日のロングスパンの加減がわかると思う。ちなみに前日のナカジマノブは19時から23時までドラムずっと叩いていたんでQueは変だね。 とにかく、普通じゃねーよ――!!(笑)って思いながら、やっぱ凄い人は凄いわけで、凄い事の結果は普通じゃないという当たり前の様なあたりまえでない、とてつもないエネルギーに感服なマグミデビュー30周年祭。 ボーダーマーチで面白おかしく愉快に揺られた後、奥野君が登場するのですが、30年前の対バン話をしてました。マグミさんは当時全くMCが無く、一言だけ言った暴言に「プロは違うな~」と驚愕した奥野君。内容はシモすぎてここでは書けないっす。見た人だけの秘密ね。
マグミ:小室ばりにKEY6台どう?
奥野:安室ちゃん無き今はマグミさんしかないっす。でもオリンピックで復活かな?
 とかなんとか奥野が登場して次の曲が始まるまで10分はゆうにお喋り。 弾くとカッコいいのに(笑)。 さらにレピッシュ盟友のタツくん登場。彼はいつもどうり寡黙。ベースうばわれたハカマーはマラカス&旗持ち。アンコール最後に叩き込むアニマルビートで終わるかと思いきや…。いや、思ってないね。みんなもっとやると思ったさ。 そこからカラフルな風船飛び交って、奥野もサックスもって「KU・MA・MO・TO」叫んで大団円。 こりゃ40・50周年ワンマンありえるな。

[文:頼部美太郎/撮影:前田美里]
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