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Live Report ライブレポート 2017



2017.9.24
CLUB Que Shimokitazawa Twenty-third Anniversary [THE TOKYO 23]
"POLYSICS 20周年おめでTOISU!!!!"

THE TOISU!!!! -oneman-
GUEST> DJ ハヤシ(POLYSICS)
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
THE TOISU!!!!
DJ ハヤシ
THE TOISU!!!!
DJ ハヤシ
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CLUB Queの23周年とPOLYSICSの20周年を勝手に祝うべく駆け付けた、謎の覆面バンド「THE TOISU!!!!」。“POLYSICSのコピーバンド”という彼らの、事前に掲げられたアーティスト写真も正体不明で、半信半疑で彼らのワンマンを観ようとQueにヘビポリ達が詰めかけた。先に登場したのはゲストのDJハヤシ(POLYSICS)。ステージ上に作られたDJブースで開演前はクールに80s NEW WAVE等を流していたが、本番では一気にテンションMAXでバンドブームを彷彿とさせる邦楽メインに、マイクで熱唱して、踊ってエアギターして、お客さんを煽ってハイタッチして、と息つく暇もない。フェスでもお馴染みのエキサイティングなDJスタイルも、この距離感にはフロアも異常な熱気となった。途中で説明なしに、POLYSICSヤノが無表情で踊ったり、フミが「夢見る少女じゃいられない」を歌い、ハヤシと「ハイスクールララバイ」風に殴る振付の絡みも見せ、会場を沸かせた。先輩バンドへのリスペクトあふれる、振り切れたDJハヤシのパフォーマンスは圧巻だった。「こんばんは! ザ・トイスでーす!」とオレンジならぬ紺色のツナギにバイザー姿で現れた、なぜか4人組のTHE TOISU!!!!。会場が瞬く間に割れんばかりの歓声とオイ! オイ! の掛け声に包まれると、彼らも一曲目から「Buggie Tchnica」「PLUS CHICKER」と初期POLYSICSを代表する曲を最大限のパワーでぶつけてくる。本家にはいないギター&シンセ担当のTOISU-2(誰?!)の存在によってサウンドの破壊力が強力にアップ。ツインギターでロック色の濃い曲はよりラウドに、厚みを増したシンセの音はより迫力あるテクノサウンドを魅せた。本家が最近あまりライブでやらない曲をと「each life each end」を、さらにポリの新境地的ダンスミュージックの最新曲「Tune Up!」をも披露。「URGE ON!!」では圧倒的にロックなステージングを見せつけた。ラストの「SUN ELECTRIC」まで約60分17曲、ポリの20年を駆け足で網羅したライブは終了。コピーバンドの設定を完全に忘れさせる、最高のライブだった。なお後日、POLYSICSに新メンバーとしてナカムラリョウの正式加入が発表され、4人組となったことを記しておきたい。

[文:下村祥子/撮影:山中善正]
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