2017.10.1
CLUB Que Shimokitazawa Twenty-third Anniversary [THE TOKYO 23]
"OPENDAY SPECIAL!!"
the pillows
O.A> ArtTheaterGuild
the pillows
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ArtTheaterGuild
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10月1日、CLUB Queがオープン23周年を迎えた。23歳の誕生日となるこの日の出演は、the pillows! オープニングアクトは、ピロウズが「息子のように特別扱いしている」というArtTheaterGuildが登場。ピロウズが好きでバンドを結成し、目標にしているという彼ら。本人たちやバスターズ(ピロウズのファン)を前にしたライブは緊張するだろうが...1曲目に「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」のカバーを堂々と演奏してみせた。その後もバスターズの温かさが後押しして、伸び伸びと演奏。シンプルで自然と聴き入ってしまうメロディや、胸が熱くなるギターサウンドなど、ピロウズへのリスペクトが感じられる楽曲で観客を魅了した。
the pillowsが登場すると、会場は大歓声で満たされ、みな拳を突き上げる。さらに山中さわお(Vo.Gu)が観客を煽り、1曲目「Blues Drive Monster」から熱気はほぼ頂点に。山中の「"おっ!"って思う曲もやりますよ」という宣言通り、「Freebee Honey」「天使みたいにキミは立ってた」などの珍しいナンバーや、新曲「ぼくのともだち」を披露するなど、スペシャルなセットリストにフロアには歓喜の声がこだまする。メンバーの表情や躍動感のあるバンドアンサンブルからは、彼らもまたライブを存分に楽しんでいることが伝わってきた。MCではQueの23周年とピロウズ28周年を祝ったり、ArtTheaterGuildについて語る。山中と木村祐介(Gu.Cho)の出会いは、ArtTheaterGuild結成前の17歳の頃。彼らと同じステージに立ったことを、ピロウズも喜んでいるようだ。
この日は終始アットホームな空気だったが、アンコールではよりくつろいだ和やかな雰囲気に。メンバーはのんびりビールを飲みながら「言うことはないけど、まだ(演奏を)まだ始めたくない」と、名残惜しそうにしていた。しかし、演奏が始まるとフロアの熱気は最高潮に。アンコール、そして急遽行われたダブルアンコールでは、バスターズが大合唱したり、本編以上の盛り上がりを見せる。"OPENDAYSPECIAL!!"の名にふさわしく、Queにとってもピロウズにとっても特別な一夜となった。
[文:神保未来(FAMiLIES)/撮影:山中善正]
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