CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2017



2017.11.9
"トモフスキーとザ・ニートビーツだ!!"
TOMOVSKY/THE NEATBEATS
TOMOVSKY
TOMOVSKY
TOMOVSKY
TOMOVSKY
TOMOVSKY
TOMOVSKY
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
画像をクリックすると拡大表示で閲覧できます。
 THE NEATBEATSとTOMOVSKYのツーマンというスペシャルな夜! 先攻は意外? にも、THE NEATBEATSだ 。“ニートビーツです、ようこそ! いけますかー!”とMR.PAN(Vo.Gu)煽ると「FARMER JOHN」から、ニートビーツ節全開の痛快のマージービートを奏でて、グイグイとヴォルテージをあげていく。一気に5曲を駆け抜けてMCに入ると”拍手より笑いが欲しい!”と、MR.PANの歯に衣着せぬマシンガントークでどかどか笑いをかっさらう。この日は平日にも関わらず大勢のファンが駆けつけ、賑わうフロアを前に”しかし、こんなに新鮮味のない対バンないけどね! さすがトモフや!(笑)”と、ぶっちゃけながらも久しぶりのツーマンを喜んだ。”OK! ツイストいけるかー!?”と煽り「TWISTIN' TIME WITH YOU」が鳴ると、オーディエンスはごきげんなビートに身を任せて踊りまくりだ。MR.MONDO(Vo.Dr)がメインボーカルを取る「NEW OREANS」では、コール&レスポンスを交えて盛り上げ勢いを加速させる。終盤には、ミディアム・テンポの「WEEKEND」と聴かせるナンバーも差し込みつつ、各メンバーが代わる代わるボーカルを取り冴えまくりのライヴを披露。ラストは「黒いジャンパー」を演奏し、25分オーバーの盛りだくさんのステージを締めくくった。
 お次は、バンドTOMOVSKY。ドラムのセッティングに時間がかかっていると”じゃあちょっと弾き語りしようか”と、TOMOVSKYが提案し観客からテーマを募り、即興で歌い始める。その流れで「ニートビーツ、、25分押し~♪」を演奏すると、MR.PANが登場、なぜだかThe Beatlesの「let it be」に。その延長で「不在」から本編へなだれこむと、待っていました! と言わんばかりに観客が拳を上げて応える。爽快なロックナンバー「スピード」や、陽気な裏打ちが心地いいスカ・テイストの「巨大なダムのありんこの穴」と、キャッチーなサウンドで魅了。TOMOVSKYは、“ニートビーツみたいに、カッコよく続けて曲を演奏してみたけど、曲調が違うから全然ならないよね(笑)”と笑いかける。大木温之(Ba)とのゆるっとした兄弟トークも挟みながら、“死んだ後のこと”を描いた「作戦会議」や「映画の中」と、ポップでユーモラスなナンバーを伸びやかに歌い上げた。最後の「脳」では、観客もシンガロングして大合唱。賑やかにステージを去っていった。
 アンコールでは、ファンキーなメロディにのせ“死ぬのは1回! 最後に1回! たったの1回”と歌う「不死身FUNK」から、「ほめてよ」と演奏する。ふつふつと腹の底から元気がこみ上げてくるような、解放的で愉快なナンバーのオンパレードに会場は笑顔でいっぱいだ。そして最後に、来月に控えた“大木兄弟生誕祭”前に「歌う51歳」を歌い上げて幕を下ろした。約3時間、2組による最高のロックとユーモアで心満たされた夜となった。

[文:大島あゆみ/撮影:山中善正]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.