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Live Report ライブレポート 2017



2017.11.23
"シーナ&ロケッツ40回目のバースディライブ-47ROKKET RIDE TOURファイナル"
シーナ&ロケッツ
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 シーナ&ロケッツのデビュー40周年&シーナの誕生日を祝した記念すべきワンマン。開演前には、47都道府県ツアーの模様とインタビューを収めたメッセージビデオが公開された。お決まりのロケット発射のカウントダウンで、3人が登場し大歓声のなか「Batman's Theme」から口火を切ると、「Virus Capsule」と冒頭から鋭く突き抜けたロック・ナンバーをプレイ。ボーカルをとる鮎川誠(Vo.Gu)が“シーナが元気だったら、今年で64歳。俺たち、40年もやると思ってなかったけど、ロックできているのはみなさんの心強い応援のおかげです。ありがとう!”と伝えると、「Oh no! I'm flash」、「Vintage Violence」と表情豊かな楽曲を響かせた。
 ここでメンバー紹介を挟み、“ロケッツ・ファミリー!LUCY!”と呼び込むと、キラッキラの笑顔で鮎川家の三女・LUCY MIRRORがステージへ。金髪のロングヘアをなびかせながら「Sweet Inspiration」をパワフルな歌声で届けると”40周年おめでとう! これからもヨロシクね! ここは、みんなのハッピーハウス!”と叫び「HAPPY HOUSE」、「Rock on Baby」と次々に披露していく。奈良敏博(Ba)と川嶋一秀(Dr)のリズム隊のビートを軸に軽やかに疾走する「Modern Dance」は、LUCYのリクエスト! 中盤には、「400 Yen's Rock」や「なまずの唄」などサンハウス〜初期のレアな楽曲を盛り込みファンを喜ばせた。「Street Singer」や「Lazy Crazy Blues」など、ひと味効いたムードのあるミディアム・ナンバーの後は、ラストスパートへ。フロアとのコール&レスポンスを挟み「Lemon Tea」へなだれ込むと、拳を突き上げる観客にメンバーも笑顔を見せる。絶頂のなか「You May Dream」にて煌びやかなメロディを紡ぎ、本編ラストは「I Love you」。“シーナに代わりに言ってほしい”と、鮎川の呼びかけでファンからの“アイラブユー!”の掛け声から演奏が始まると、フロアからも“シーナ誕生日おめでとう!”と愛の溢れる声援が飛び交った。
 アンコールでは、ファンに再び感謝の気持ちを伝えると“シーナと作った最後のアルバム。ROKKET RIDEに乗って行こうぜ!”と、「ROKKET RIDE」へ。直球のロック・ナンバーをキメると、ロッカーズのベース、穴井仁吉(ex.シーナ&ロケッツ)が47本の真紅のバラを持ってステージに現れた。鮎川家の長女・陽子氏もバースデーケーキを運んでステージへ。ファンに声をかけられると、本人はにっこりと微笑んで応える。最後はデビュー曲「涙のハイウェイ」を演奏し締めくくると”俺たち、これからもロックするけんね! Keep on Rock’n!”と鮎川は力強く叫んだ。汗だくのなか”よかったらこのあと、1杯飲んでしばらくパーティーしよう!”とステージを去ると、テレビ番組で製作されたシーナの生い立ちや鮎川との出会い、バンドの歴史を振り返るビデオを上映。翌日には、札幌へ移動し”47 ROKKET RIDE TOUR”のファイナルを迎えたシーナ&ロケッツ。止まることなく爆進するバンドの40年目幕開け!ロケッツ・ファミリーの強い絆と情熱

[文:大島あゆみ/撮影:山中善正]
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