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Live Report ライブレポート 2017



2017.12.31
"Que's COUNTDOWN 2018 ~2nd STAGE くるとし~"
THE NEATBEATS/LOST IN TIME/ドミンゴス/The Cheserasera
ザ・ステファニーズ/チリヌルヲワカ
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
ドミンゴス
ドミンゴス
ドミンゴス
ドミンゴス
ザ・ステファニーズ
ザ・ステファニーズ
ザ・ステファニーズ
ザ・ステファニーズ
LOST IN TIME
LOST IN TIME
LOST IN TIME
LOST IN TIME
チリヌルヲワカ
チリヌルヲワカ
チリヌルヲワカ
チリヌルヲワカ
The Cheserasera
The Cheserasera
The Cheserasera
The Cheserasera
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大晦日の壮絶な第2部のレポートです。
トップはThe Cheserasera。2017年Queで2回のワンマンライブを共にソールドアウトさせたまさに右肩上がりのバンド。堂々とした第2部のトップバッターです。自慢の「I Hate Love Song」から始まりイントロが鳴るだけで歓声が上がる。Vo宍戸が「去年は第1部だった。今年は第2部。先輩方の中に混ぜてもらって嬉しい! Queが自分の中でホームになってきた」とMC。バンドの着実な成長が伺えるコメント。ワンマンの次の日にも弾き語りで出演したし、朝まで打ち上げで遊んでいたこともあった。2018年はさらに大きくなってQueに帰ってくるでしょう。
2番手はチリヌルヲワカ。Dr阿部の合図で真赤な照明と共に「々々々~トリプレット~」が始まった。この曲はオリエンタルなリフが印象的だが、序盤はミドルテンポで怪しい雰囲気。中盤のVo.Guユウのギターのテンションとビートが強調され、頂点でメインリフに戻るとオーディエンスは拳を上げてうねり出す。そのまま四つ打ちリズム「空想都市」で会場は一つになった。「前回カウントダウンに出たのは、7~8年前?」。フワッとした空気で和ませて、唯一無二のオルタナティブなギターリフとメロディは痺れるほどかっこいい。ユウの独自のセンスだと思った。
そして23:30頃LOST IN TIMEへと繋がる。エネルギッシュに自由気ままに進んでいるかのようだが「さすが!」。1月1日0時の約2分前に2017年最後の曲「26」がフィニッシュ! 次に楽屋で控えていたザ・ステファニーズや遊びに来ていたLUNK HEADの小高芳太朗などを呼び出して振る舞い酒を配ってる裏では、ギリギリ駆け込んできたお客さんもいたし、スタッフは凄い緊張感。Queのモニターにデジタル時計が現れ、お客さんは勿論、演者もスタッフも全員でカウントダウン。皆で2018年を迎えた。そして年明け最初の曲は「ライラック」。「こんな時だからこそ、歌をしっかりと聞いて欲しい」とVo海北はバンドの核の部分をしっかりと見せつけた。
そこからは、とにかく踊り続ける~2018年の始まり。まず2018年の初ステージを飾ったのはザ・ステファニーズ。何度もQueに出演し、並みいる先輩バンドにぶつかっては快進撃を続けてきた。場所を転々とせず集中した結果が良い方に出てる。自慢気に「2018年のステファニーズはさらに行きますよ!」とのMC。Queの期待に答えてザ・ステファニーズの爆進は今年も続きます。そういえば2017年の新年会では、まだまだ「初めまして」という感じだった彼女達だったが、この1年であっという間に色濃く仲間入り。1年はあっという間だけど、バイタリティとセンスが良ければ、たったの1年でこんな風に良い方に状況を変えれるんだ。そしてこれがバンドの本来あるべき姿かな...。
元旦といえども深夜2時過ぎ。ドミンゴスきました。汗だくのライブの合間でVo一休が、ふと「今日ここに来る時ね、毎年呼んでくれるってアリガタイなぁ~って思ったんだよ」と言った。そんな泣けるMC後も、爆発的に全力の演奏はハッピーで楽しくて、とてつもなく感動。ゴム手袋もいつもより大きく膨れ上がってた! 素敵なライブハウスで働いているんだな~。「毎日こういう気分になりたい!」と思った。ドミンゴスのQueへの出演回数は数え切れないほど。「最年長バンドだからね~」と言いつつ、深夜に出演してるとは思えないほどの暴れっぷり。新曲や新年の恒例ワンマンライブも楽しみになる、充実の2018年がみえるライブであった。
時計の針は2:30です。例年より大トリが始まる時間がちょっと早いらしいです。何でかな~? THE NEATBEATS。大量のビンテージ機材を大晦日のこんな時間もちゃんと持ち込んで横暴なのか真面目なのか(笑)。2017年は結成20周年を派手にやって、その流れでのオオトリ。期待大です。深夜なのにお客さんが増えだします。色んなところのイベントが終わってこの時間のCLUB Queに集まるみたいです。バンドも期待に答えて、まさに規格外のスケールで登場。Mr.PANが「去年のカウントダウンライブもトリを任されて、4時すぎから7時くらいまでやって、the pillowsのしんちゃんとピーズのハルくんが最後まで残ってくれたんだけど、ライブ終わって楽屋に下がったら、やった~終わった~(喜)! って(笑)」と、各所に漫才バリのトークを入れつつ2時間演奏し、さらにアンコールで30分以上。なんだけどちっともダレずに、ロックンロールと笑いで、客どころかスタッフの体も心も踊らせ尽くした。フラワーカンパニーズのメンバーが観に来ていることを知ってか知らずか「阪神高速という新曲を作るで~♪」というMCで大爆笑。1~2部合わせて全12組の大トリは3時間弱の最狂ライブ。完全に朝5時を過ぎていました。
THE NEATBEATSは本当にかっこよくて、楽しいロックンロールバンド。これが無くては新年を迎えられない体になってしまったかもしれません。
素敵な一年の締めくくりと、新たな一年のスタートをたくさんの笑顔と共に迎えることができてとても幸せな気持ちで朝日を迎えました。
2018年もよろしくお願いいたします。

[文:年末初体験のCLUB Que 福田政博/撮影:前田美里]
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