2018.8.12
"夏のVIVA YOUNG! 2018 ~5DAYS C.M.C."
GOING UNDER GROUND/Drop's/The Songbards
DJ> クラヤマナオキ
GOING UNDER GROUND
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GOING UNDER GROUND
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Drop's
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Drop's
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The Songbards
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The Songbards
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一番手The Songbardsが、大トリをつとめた今年デビュー20周年のGOING UNDER GROUNDに、まず堂々としたライブを見せつけたスタートとなった。
24歳の彼らはこれまで、活動の中心が神戸だったものの、TV出演等ですでに知っている人も多い。自分も初めてライブを見たのだが、楽曲はすでにくちずさめるものも数曲見受けられた。注意を惹きつけるメロディと注目させる歌詞のバランスが良いので、すでに出来上がったバンドのような印象や、シンガーソングライター的なイメージ持っていたが、演奏には若さとロックを感じ、立ち姿は4人組の"THE BAND"であった。
続いてDrop'sは2018年4月から現在の4人体制でのライブを宣言し活動してきた。
演奏の中にタメや隙間が盛り込まれ、どことなく全体的に憂いや妖しさが増したように感じられた。
「ムーンライト」でVo.中野ミホは軽く髪をかきあげながら、口笛を吹く。「こわして」では、ギターのリフと低く唸る声が尾をひく。
最後の曲は少しアップテンポでオーディエンスとも一体感のある「コール・ミー」で締めくくったが、終始Drop's節の利いたライブだった。
平成最後の"夏のVIVA YOUNG 5DAYS"最終日のヘッドライナーは、CLUB Queがオープンした当初から続くVIVA YOUNGに実は初出演だというGOING UNDER GROUNDだ。
メジャーデビュー曲「グラフティー」からスタート。今日一番のフレッシュさと、確かな演奏力でぐんぐん会場を盛り上げていく。
Vo.松本素生はMCで「やっとVIVA YOUNGに出ることが出来た、CLUB Queで経験しなくてはいけないものが、今日で全部揃いました!」と、昼のオーディションに出演し落とされたことや、打ち上げでの経験などを経て、やっとたどり着いたVIVA YOUNG、そして5日間最終日の大トリ。
最後の曲「the band」演奏後フロアにはやまない歓声があったが、主催クラヤマナオキがDJの音を上げた。「本人たちがやりきったと言っている」「ありがとうございました」と伝えると、オーディエンスも納得の大拍手となりイベントは終了した。この「VIVA YOUNG!」というイベントが長く続いているのは毎回こんな素敵な終わり方をしているからなのだろう、是非体験してほしい
[文:CLUB Que 福田政博/撮影:前田美里]
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