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2018.9.29-30
24HOURS PARTY PEOPLE【CLUB Que 24th ANNIVERSARY EVENTS】 29＞ "まだ歩こう。また歩こう。赫い日" / 30＞ "まだ歩こう。また歩こう。蒼い月" LOST IN TIME -oneman2DAYS-
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LOST IN TIMEのワンマン2DAYSの2日目。この日は、13時過ぎに日本列島を直撃した台風24号の接近の影響でJR東日本が在来線の運転を20時で取り止める発表したことに伴ない、協議の結果、開場・開演を1時間繰り上げて決行することに。前置きが長くなってしまったが、初日《赫い日》＝情熱、2日目の《蒼い月》＝孤独を題材とし、全曲異なるセットリストにて構成された2日間。張り詰めた空気のなか、海北大輔(Vo.Ba.Key)のアカペラ「ひとりごと」から幕を開ける。“来てくれてありがとう！” 直前の時間変更というバンドにとって苦しい決断となったが、開演時には予定人数の7割程度が来場しており、こんな状況のなか足を運んでくれたことへの感謝の気持ちを伝えると“伝えたいことはたくさんあるんだけど、時間の許す限り1曲でも多く歌いたいと思うので、歌に込めます”と海北。「小さな隣人」、「撥条」、「蛍」と感傷的なミディアム・ナンバーを立て続けに演奏し、観客も一瞬も聴きのがすまいと集中した眼差しで3人を見つめる。じわじわと熱を帯びていく空気を感じながら、大岡源一郎(Dr)の軽やかなビートとピアノから「列車」へ。徐々に勢いを加速させると「一つだけ」から疾走感のあるロック・ナンバー「青よりも蒼く」、「約束」と連続していく。そして胸に沁み入るような切ない心情を描く「グレープフルーツ」、三井律郎(Gu)の繊細なギターが鳴らすと“今夜にぴったりな曲な気がするよ”と海北が投げかけ「雨が降る夜」。しとしとと降る雨音を思わせる爽快なメロディを響かせ、「手紙」へとなだれ込むと観客も拳を上げて応え、最後に“幸せであれ！”と海北のロングトーンが響き渡ると拍手と歓声が沸き起こった。終盤に差し掛かるとインスト曲「hurry」から「home」へと繋ぎ、「Repentance」と、各々が向き合う孤独と、安らぐ居場所を確かめ合うように暖かな音色を奏でる。そしてLOST IN TIMEの歩みについて “どんなに歩幅が狭くなろうが、足を止めずに歩き続けていこうと思っています”と海北。本編ラストは「明け星」で締めくくり、アンコールに応えると「ヒカリ」、「昨日の事」を披露。しなやかな音色と包容力のある歌声で観客を包み込み終演を迎えた。 MCこそ簡潔なものになったが、《孤独》をテーマに構成された楽曲を時間を尽くして演奏しきった超濃密なライヴを終え、19時を迎えた頃にはフロアに観客は0人。そして海北は、ひとりスタジオへ移動しInstagramにて弾き語りライヴを配信。練習を兼ねたテスト配信を合わせると約1時間に渡って行われ、本来公演中に披露する予定だった新曲や、コメント欄のリクエストに応えて「30」、「約束」、「手紙」などを演奏した。東京都内も強風が吹き始めていたが、本公演を補うとともに今回来ることの出来なかったファンに向けて歌声を届けた。 公共機関すらストップする異例の事態のなか、バンドの公式Instagramで本編のライヴ配信をおこなうなど、できる限りの計らいで走りきったLOST IN TIME。さらに12月25日には、『ロストインタイム感謝祭2018』と題したスペシャルワンマンを行うことを決定し、チケット未使用(この日来場できなかった方)は交換、もしくは払い戻し対応を行うことに。自然災害には敵わないと肩を落とした方も、今回の2daysは年内中にきちんとしたかたちで完結することができそうだ。 [文：大島あゆみ／撮影：Nishi Yukimi] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
12.25[TUE] "LOST IN TIME presents『年末スペシャルワンマンライブ ～バンドセットもアコースティックセットもあれもこれもそれも！ロストインタイム感謝祭2018～』" LOST IN TIME -oneman- OPEN 18:30／START 19:00 ADV.￥3,800／DOOR.￥4,300 [1D別] Que 16:00～22:00 発売中 LAWSON [75942]・イープラス [http://ur0.work/MuD2] 発売中 LivePocket [https://t.livepocket.jp/e/que1225] 発売中
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