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Live Report ライブレポート 2019



2019.2.11
For Beautiful Human Life~CLUB Que25周年企画「THE四半世紀」~
PIGGY BANKS/Luv-Enders/ザ・ステファニーズ/LAZYgunsBRISKY
PIGGY BANKS
PIGGY BANKS
PIGGY BANKS
PIGGY BANKS
Luv-Enders
Luv-Enders
Luv-Enders
Luv-Enders
ザ・ステファニーズ
ザ・ステファニーズ
ザ・ステファニーズ
ザ・ステファニーズ
LAZYgunsBRISKY
LAZYgunsBRISKY
LAZYgunsBRISKY
LAZYgunsBRISKY
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 昨年末に開かれたというガールズバンド忘年会の席で「みんなでイベントやらない?」と突発的な一言から即決したというこの対バン。その日のうちにCLUB Queの日時を抑えて3週間後には告知をしていたというのだから、気の合う女同士のいざというときの瞬発力、連携プレーには脱帽だ。
 トップバッターは、Luv-Enders。フロントマンのAKIRA(Vo)は、今回の女性陣のなかでは最年少、25周年のQueよりも年下だが、フレッシュな印象とは裏腹にずっしりと重厚なバンド・サウンドに艶やかな歌声を乗せていく。バンド初の日本語詞の曲「Homecoming」などキャッチーでカラッと明るいアッパー・チューンを届けて華を飾った。
 次に登場したのは、ザ・ステファニーズ。先月Queで自身のバースデー企画を行った後に胃腸炎を患い休養をしていたSHIRO(Vo.Gu)が完全復帰! MITCHY(Vo.Dr)とMANAMI(Vo.Ba)によるキレのあるリズム隊から駆け出す「ステファニーズのテーマⅡ」から口火を切る。シャープなバンド・サウンにソウルフルなSHIROの歌声を届け「テディ」で締めくくった。
 矢沢洋子(Vo)率いるPIGGY BANKSは「ブタのはな」からスタート。ハードなロック・サウンドを軸に、ときにキュートに、ときどきシリアスな雰囲気をまとわせ観客を圧倒していく。「去年の忘年会、あの遊びの場からこうして実現できるって素敵じゃない!?」と実現を喜ぶ矢沢。しばしライヴ活動をお休みするピギバン、その前に相応しい最高の仲間たちとの共演となった。  トリを飾るのは、LAZYgunsBRISKY。全身で爆音を浴びて軽やかに踊るLucy(Vo)を筆頭に、天真爛漫なロックを響かせ「Axis」のコール&レスポンスでは観客を煽ってアグレッシヴなステージを展開。「まだまだいくぞ!こっちに全力で来い!」と投げかけラストスパートを駆け抜けて完全燃焼のライヴを見せた。アンコールの「Hello,again!」では、今日のイベントを取りまとめた矢沢洋子をステージに呼び込み、Lucyと一緒にメッセージ付きの紙飛行機を飛ばして〆。揺るがない音楽愛と情熱を胸に、真っ向から自らのロックを奏でる粋なオンナたちが集った素晴らしい夜となった。女も惚れる女たち! 今回で完結とならず、彼女たちの共演が続くことを願いたい。

[文:大島あゆみ/撮影:前田美里]

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