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AUTO PILOT
世界の終わりと噂された1999年に結成。VoのシュンタロウはULTRA POP、POINTERを経て。ナカイもReal Birthday時代はメインボーカルをとっていた。弟であるモトキはその時代からバンドのDrだった。その強烈な個性を持つバンド２つが組み合わさったようなバンドなんだが、不思議なことに曲づくりや方向性での相違は無い。曲作りに関しては、お互いひたすらセッションをずっとやって、その中からアイデアをピックアップ、曲の方向性、グルーヴ、ビートを固めていくやりかたは共通していた。方向性に関してはバックボーンに共通する趣味嗜好があるので、メンバーそれぞれ作曲者の意向は尊重しつつも、アレンジにおいて独自の嗜好解釈で色をつけるスタイルでやっている。そんな彼らが今回初の自主企画。去年仙台で共演したALL TOMORROW'S PARTYに超刺激を受けて行うイヴェント。知性的で暴力的という相反するファクターを持ち、現代に忘れかけたロックの根源を唯一体現するバンド。シュンタロウ（vo.g）／ナカイ（vo.g）／ウオズミ（b.prg）／モトキ（dr）  Guのナカイがコメントをくれた。 ◇パンキッシュな面も薄くならずに活動し続ける根源に、パンクってファッションやサウンドよりも、スタンスなんだと思う。オレたちにとって。パンクって真っ向噛み付くのもイイけど、なんつーか物事を斜めにスライスして違った角度から感じるのがもっとイイっつー感じなんだよね。うまく伝わるかわかんねえけど。あまりに当たり前すぎて。 ◇結成当初はシュンタロウVO,G／ナカイVO,G／ウオズミPRGのベースレスだったんで、前ベーシストの脱退後初心に帰って音の隙間ふやしてスカスカ感をっつう考えもあったんだけど。まあナマのベースの音の存在感はスゲえなって。んでオレがベースのライブやったりヘルプに頼んだり。毎回すんげえ楽しいけど、次はハイ、別！みたいな試行錯誤っつうかやりくりして。そしてウオズミベースに至るわけでGUESS。もちろんメンバーがベース弾いてるのってあったりまえだけど、気持ちの安定感が違うじゃん。狙ってないベースレスとは比べようがないってえの。 ◇デジタルものに関しては、楽曲をよりカラフルに、なおかつ上のレベルへ持って行くためのAUTO PILOTには欠かせない要素のひとつです。ライヴでの機材は、MPCがメインでMACKIEのミキサー、ディレイなどのアウトボードとMS-2000が基本セットです。（ウオズミ） ◇下北沢の変貌をもう15年くらい見てるけど、ず～っとオレらのホーム。スッと5年10年15年経っちゃうところがスンゴイね。あと10年振りに会ったヤツとも、す～っとそのまんま10年前と同じ感覚で話せるっつーのがいいと思うね。ま、いいトコでもあり、ワリいトコでもあんだろうけどね。でもね、どー考えても下北沢にクソでっけえ道路やバスロータリーは、ぜってえいらねえんだよ。ボケ！FUCK OFF!!!
2006/3/19(SUN)
" HIGH GLIDE,JETSET " AUTO PILOT／ALL TOMORROW'S PARTY／Kaimy Plants |