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オーノキヨフミ
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サザンオールスターズの桑田佳祐がテレビで生ギター1本で弾き語りをしているのを見て、衝動的にエレキギターを購入した。ただし桑田が弾いていたのはアコギ。まだ楽器の区別もおぼろげだったという高校2年から彼の音楽人生は始まる。最初に弾いたのは「いとしのエリー」。その後ボブディランや、サイモン&ガーファンクル、ビートルズというポップロック王道をひた走る。記憶に残る映画は「BACK TO THE FUTURE」「グーニーズ」。そういう所からも彼の周りには、わかりやすく親しみやすい音楽が生まれるのがわかる。出身は北海道の北見。東京と比べればやはり空気がきれいだとか、道が広いだとか良いこともたくさんあるけど、欲しいものがなかなか手に入らないと言う。それらしき店もないと。そういうジレンマからか、ある日旅に出ることになる。しかもヒッチハイク。まず最初に飛行機で博多まで飛んだらしいのだが、理由がとことん遠くから家を目指して帰る旅。結局北海道に戻るにしてもまた海を渡らないといけないので、仙台でヒッチハイクの旅は終了したらしいが、それにしても壮絶な距離である。彼の秘めたバイタリティが最もわかりやすく出た話だろう。その時に神戸の山奥でテントをはって寝た時は仙人になった気分を味わったが、大好きなカール(チーズ味)を狸に盗まれて、仙人気分が一気にふき飛び俗世間の民に戻ったと(わかるな~)。今でも暇な時は自転車でぷらぷらしていると言うから、根っからの冒険好きみたいですね。曲作りはもっぱら部屋で独りで創作することが多いけど、とにかく完璧じゃなくても、作るだけ作る事から始める。詩の世界はただ単に前向き(なんとかなるよ!大丈夫!という具合?)じゃなくて、いろいろあって前向き(嫌だな、と思うことや、引きこもりたくなってしまうようなことがあっても、とりあえず前に進むしかないんだ、というような感じ)でいられる、そういう事を詞にしたいと思っている。そして10代には「孤独に負けるな!」って事と、大人たちには「人に優しくいて下さい」というのが彼のメッセージ。一見したイメージより随分と骨っぽく男らしい発言だ。憧れる時代が幕末と言うのも頷ける。なぜその時代に惹かれるのと聞くと「熱い男達の刹那な生き方。今そういう風に生きたいと思っていてもなかなか出来ないので余計に惹かれます」と返ってきた。カッコイイ…。彼にとって夢を持って音楽をやっている感じがする下北沢。そこで斉藤和義と共演できればというひそかな野望もある。CLUB Queには、5/4のMUSIC DAYに登場します。5/24にはQUATTROワンマンライブ。とにかく目が離せないアーティストである!
2006/5/4(HOL)
MUSIC DAY 2006 in SHIMOKITAZAWA " RUNNING MAN "
オーノキヨフミ/サンプリングサン/パウンチホイール
青空ドライブ/Sound Schedule

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