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THE PRIVATES
延原達治(Vo/G)/手塚 稔(G/Vo)/高橋達哉(B/Vo)/森原光司(Dr)
» http://www.privates.jp/
1983年に結成。九州出身と思われる事も多いけど、生粋の東京出身のロックンロールバンド。CLUB Queがオープンした頃はロンドンを拠点として当時のUKムーブメントを目の当たりにしているんだけど、只者じゃないのはロンドンへの渡航の際、船で香港へ行き、そこから列車でイギリスを目指すという、ん~普通の人にはわからないであろう謎の行動をしているのだけど(Vocal延原氏のみ)、旅というものがもたらす音楽観はCDを何枚聞いても判らないものを得るのは間違いないし、一つ間違えば死んじゃうような旅。生き方としても人として魅力的になるは当然という感じでしょう。ここ数年はCLUB Queを拠点として、現在までコンスタントなワンマンやイヴェントを打ち、ここに無くてはならない…いや日本に無くてはならないバンドの一つといえると思う。精力的なツアーは大都市だけでは無く、北から南まで細かく網羅していて、日本のロックフリークに一番身近に最高のステージを見せてくれる。フラワーカンパニーズやTHE NEATBEATS、スクービードゥーそしてこのTHE PRIVATESが大手のシステムと違う流れを作り、ロックの在り方その物を覆した。ジョーストラマーが言ったワーキングクラスヒーローという言葉をそのまま体現しているような、有り余るエネルギーをレコーディングして街から街への旅。並大抵の人間に出来る技ではない。だけどVoの延原はもとより気さくで笑顔が絶えないイメージは、その昔に在った「先輩のバンドって怖いよね」というようなイメージはまったく無くって、いつでも何処で歌ってもハッピーなロックンロールを極々簡単に提示してくれるから、夢見がちな少年少女から耳の肥えたオジサンや謎の主婦までも虜にしてしまう。ローリングストーンズの血が根底にあるのは間違いないけど(サティスファクションをやったら本家の次にTHE PRIVATESでしょう。しかもストーンズの楽屋に行けちゃう延原はいったい何者?しかもR&B発祥の地ニューオリンズ近郊のボガルサで名誉市民に選ばれたこともあるっというからオドロキです)ガレージパンク~ニューウェイヴ~テクノまでも吸収し、ワールドワイドに向けた目線は、他のどのバンドとも被らない個性と説得力をもっている。とこう書くと難しい表現になってしまうけど、一番の魅力は、これだけの経験値をもっているのに全く鼻にかけていないというか、普通の兄さん的に喋れてしかも「元気にしてもらえる」っていうおまけ付って事でしょう。今回の3DAYSは夏ノ陣VSシリーズの中での2バンド限定企画。3日間3様の凄まじい対バンが待ち受けてます。そしてイヴェントとしても3日間通して完成する類のもの。この歴史的瞬間を見逃さないでよ!
2007/7/20~21(SAT)
" CLUB Que夏ノ陣2007 RETURN TO NATURAL~VS SERIES SPEECIAL PRIVATES 3DAYS~ "
THE PRIVATES vs 近藤智洋BAND
THE PRIVATES vs ザ・ジェッジジョンソン
THE PRIVATES vs 曽我部恵一BAND

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