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GHEEE
メンバー:近藤智洋(Vo.Gu./ex.PEALOUT),深沼元昭(Vo.Gu./Mellowhead/ex.PLAGUES)
Hisayo(Ba./tokyo pinsalocks),YANA(Dr./DRYASDUST/ex.ZEPPET STORE)
» http://www.lavaflowrecords.com/gheee/
GHEEE
    2007年5月13日に251でデビューライヴ。ちょっとしたオールスター的なメンバー。それだけでも話題性や注目度が高いバンド。彼らの以前の時代を経験していない20代前半の人のために少し触れると、とにかく90年代後半から2005年までにかけて、日本中を席巻した3バンドの集合体。近藤のPEALOUTは94~05年を活動し、野外フェスの黎明期から存在して牽引した3ピースバンド。いわゆる轟音が特徴的だけど、ピアノ中心の曲もあって懐の深さを見せていた。深沼はPLAGUESで92~02年活動。当初は下北沢屋根裏などを中心に活動していたが、いち早くクアトロツアーなどをこなせるようになった3ピース。やはりメロディアスでいながら溢れ出るギター、1打エネルギーの高いリズムは共通するところだった。ほぼ同じ時期を近いスタイルで過ごしてきたVo.二人が繋がり、次を模索するのは当然のことだろう。そこへDrとして加わるのは同じく94~05年を活動し、hideのプロデュースやオールナイトニッポンなどでも話題をさらっていたZEPPET STOREの柳田。ちなみに近藤の出身は柳川。冗談はさておき94年はQueがオープンした年でもあるから、ブリティッシュサウンドを中心に、大きなウネリがロックに生じたことは間違いない。間違いなく下北沢でムーブメントが起き、日本全土を巻きこんだ。その中心バンド達だったのだ、そしてそれが05年に恐竜が哺乳類に代わるように日本の音楽も変化した。そして2年後にその混血児はさらに先鋭的な才能とセンスをもち、紅一点tokyo pinsalocksのBa.Hisayoと前記の3人の融合でGHEEEというまったく新しい生物を誕生させたのだ。ツインボーカルともいえるスタイルと、全ての戦場を経験したミュージシャンという点で他にはまずないオーラ、説得力、華麗な爆発力をもつ。愛想を振舞う饒舌なMCや、特殊効果は一切ないけど、ロックがロックたるというか、人間が音を奏でるという最大の強さを持ったバンド。Voスタイルはまったく違うのに、妙に相性のいい2つの声は、現代科学での分析・説明は不可能。快感だけが残る。いわばメジャーリーグで通用するバンドだな。08年1月7日CLUB Que初登場以来、濃く深くそのサウンドを突き刺してくれる。バンド・オブ・バンド。まずは御拝見あれ!

    2009/8/25(TUE)
    "QUEIP vol.5 ~2009 CLUB Que and Quip Magazine 15th ANNIVERSARY collaboration~"
    GHEEE/セカイイチ

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