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She Her Her Hers
Gu,Voタカハシヒロヤス(ex.PLINGMIN)、Gu坂本夏樹(チリヌルヲワカ)、Baとまそん(ex.オトナモード)
» http://sheherherhers.com/
She Her Her Hers
    Gu,Voタカハシヒロヤス(ex.PLINGMIN)、Gu坂本夏樹(チリヌルヲワカ)、Baとまそん(ex.オトナモード)の三人で2011年8月に結成された。ドラマーはサポートで、4人の音を出している。それぞれ違うフィールドで活動してきたメンバーが、ポップスをそれぞれの観点から演奏するとこうなったというのだが、その中心人物であるタカハシに聞いてみた。「とまそんは前から知り合いで、ナッキーは結成する時に知り合いました。僕が曲を書き、チャットモンチーのアッコが歌詞をつけてくれた、「Sugarless No Honey」「Man & Woman」「Love Sense」という曲があり、これは5/8発売のアルバム「Rollercoaster」に収録されているんだけど、この二人で不定期に企画しているイベント「Good Shout Box」に出演する為にバンドメンバーを誘ったところ、特に歌うつもりはなかったが、「歌わなくちゃいけないかも」と覚悟に変化してきました」というように、わりとラフに音楽を楽しめる仲間と音を出したり競作しているうちに、確実なバンド・ビジョンに変化したようだ。以前PLINGMINが女性ボーカルだったこともあり、男ボーカルのバンドがやってみたかった事と、あまり気負ったバンドにはしたくなかったということを彼がいうように、自然体なフィーリングがよく出ていて心地よいバンドになっている。坂本はチリヌルヲワカでも高い評価を得るギタープレイヤーだが、中一の冬休みに友達に誘われて始まったという音楽人生。それがいつの間にかビンテージ楽器に強いこだわりを持つようになって、今回のレコーディングでいうと、ギターは62年製ジャズマスター、アンプは55年製デラックスの組み合わせだという。ライブでは69年製のレスポールカスタムもよく登場する。そんな今と旧きの両方を知る彼が言うには音楽業界に「原点回帰」だと。「ちゃんと演奏が出来ないとサバイブ出来ない時代に戻った」とコメントするように、本物の音、ミュージシャンとしてのクオリティに誰より強い意思を持ったプレイヤーでもある。だけどフレンドリーで、親しみやすいキャラっていう2面性。これはバンド全体にもいえるキャラで、一種このバンドの特徴にもなっているように思う。とまそんはバンドの活動部分のリーダーでもあるようだ。ベースプレイもさることながら、アイディアの多さや人脈の多様さは、独特のものを持っていて、この人といるだけで楽しくなるというジャンルのベーシスト。そのアイディアは、自らカレーライスを仕込んだり、2マン・マンスリーを企画したり多岐に渡っている。プライベートでは『カタン』というボードゲームにはまってるそうだが、これは本当に面白そう。これのイベント仕込んだりして(笑)。2013年中~後半にかけては、自主企画やワンマンもやりたいし、次の作品もリリースしたい。カレーもみんなに食べてもらいたい。と意気揚々と後半戦を語ってくれた。その前に5月8日に発売されるCDに関して、タカハシが「捨て曲無し」と。坂本からは「スーパードープな作品に仕上がりました。チェケラー!」。自信あふれる作品に仕上がっている事をうかがわせてくれる。とにかく今一番注目を受けつつ、磨きまくっているバンド。ライブ、CD共に注目していよう!!

    She Her Her Hers
  • [Que]:どうも! 4月5日の2バン企画、それから5月12日のワンマン…立て続けですね。よろしくお願いします。で、ありきたりな質問からですが、結成はいつですか?

    ヒロヤス:メンバーを誘ったのは僕ですが、2011年4月頃からメンバーを探し始めて、8月に初ライブをしました。
  • [Que]:それぞれ歴史を持っているミュージシャンで、それぞれがやっていた音楽も明確なビジョンがあったバンドですが、その主要メンバーが集まってのこのバンド。ざっくりまだ見聞きしていない人に、She Her Her Hersがどんなバンドかを言葉で伝えることできます?

    なつき:それぞれ違うフィールドで活動して来たメンバーが、ポップスをそれぞれの観点から演奏するとこうなりましたとしか…。

    とまそん:こういうのって難しいよね、、、。 一つ言えるとすれば、曲を作ってるのがVoのヒロヤスなので、UK・USインディー・シューゲイザーとかの洋楽のエッセンスが色濃くあるんですが、バンドのフィルターを通ると、シンプルでキャッチーな感じになってる気がします。

  • [Que]:それぞれ前のバンドをやっている時から知り合い?

    ヒロヤス:とまそんとは前のバンドをやってる時からの知り合いで、家も近かったので花見したりどちらかの家に集まってゲームしたりしてました。 ナッキーはShe Her Her Hersを結成する寸前にに知り合いましたね。

  • [Que]:どういった経緯で出会ったんですか?

    ヒロヤス:僕が曲を書いて、チャットモンチーのあっこが歌詞をつけてくれた曲があったのですが。二人で不定期に企画している「Good Shout Box」というイベントにバンドで出演して演奏する為にメンバーを誘いました。因みに、5月8日発売の「Rollercoaster」に入ってる「Sugarless No Honey」「Man & Woman」「Love Sense」は、その時に演奏した曲です。

  • [Que]:最初、元々ベースを弾いていた人が2人いて、ダブルベースでやるのかと思いましたが、高橋君は以前から歌う意思が有ったミュージシャンなんですか?

    ヒロヤス:特に歌うつもりはなかったですが、メンバーを集めるにあたって「歌わなくちゃいけないかも」と覚悟はできていました。今は楽しいですよ。

    とまそん:そんな感じで歌い始めたんだ!(笑) 最初のデモもらった時は、曲作って歌う気まんまんだと思ってました。でも、ヒロヤスらしいな(笑)

  • [Que]:どんな心境の変化が有って今のスタイルになったんでしょう?

    ヒロヤス:男ボーカルのバンドがやってみたかった事と、あまり気負ったバンドにはしたくなかった事が大きいです。

  • [Que]:さて、音楽(楽器)に出会ったきっかけを教えてください。

    坂本:ギターは中一の冬休みに友達に誘われて始めました。3歳の頃からピアノも習っていたので、音楽自体は物心つく前から身近な存在でした。

    ヒロヤス:幼稚園から4年間くらい、親に強制的にバイオリンを習わされていたのが楽器や音楽との出会いです。ベースは、中三の時に周りがギターばかりだったので何となく始めました。

    とまそん:僕の場合も同じで、ギターをやってたんだけど、中三の時にバンドを組んだらみんなギターをやりたがったので何となくベースに…(笑)

  • [Que]:高橋君ととまそん、一緒じゃん(笑) では、、ギターの坂本くん現在メインで使っている楽器やエフェクターは?

    坂本:僕はビンテージ楽器に強いこだわりを持っているので、ライブ、レコーディング共に使用する機材は基本的にビンテージの物です。今回のレコーディングは、ギターは62年製ジャズマスター、アンプは55年製デラックスの組み合わせで行いました。 ソロではラムズヘッドとOD-808を曲によって使い分けていますね。レコーディングでは使わなかったけど、ライブでは69年製のレスポールカスタムもよく使います。これまた素晴らしいギターなのです。


  • [Que]:確かに。この時代のレスポールはギターオブギターですよねえ。これでもか―みたいな。そういえば、とまそん名物のカレ―ライスの事…。話変わりすぎですが、あれ、どういうきっかけで始まったんですか?

    とまそん:CLUB Queのオールナイトイベントで自主企画をやっていたんですが、「とまふぇす」ね。そのときに、なんというか夜中の虫押さえに出していたものが好評だったので、それをそのまま採用することにしました。

  • [Que]:ねえ、しかも美味しいんだよね。作っているのは誰?

    とまそん:ぼくですよ!(笑)

  • [Que]:まじで自家製ですか、てっきり業者のお友達がいるのかと思ってました(笑)

    とまそん:ルーは2、3日前から仕込んで寝かせ、具材は当日の朝にさっと火を通す事で、フレッシュでコクのあるカレーを実現しています。くせになるカレーで、リピーター率高いんですよ。これは自慢ですけど、「料理男子」という雑誌のカレー特集の時に記事になりました。時々、こっちの方が向いてるんじゃないかって思うときあります。(笑)

  • [Que]:なんか、ベースの事を語るより熱くないですか(笑) とまそんは音楽以外にも多彩な才能を感じますね。他に最近ハマっていることありますか?

    とまそん:えーっと、『カタン』が面白いです。

  • [Que]:なんですか~それ?

    とまそん:ドイツ発祥のボードゲームなんですけど、運と戦略のバランスが絶妙で、プレーヤー同士の交渉もあったりして、相手に嫌われると勝てないとか、駆け引きが面白いんですよ。まあ、テレビゲームとかじゃなくて、ゲームボードを囲んでみんなでやいのやいのと飲みながら遊ぶ時点で楽しい。

  • [Que]:他のメンバーも趣味やこってることあったら教えて下さい。

    坂本:Diggin'

  • [Que]:とは?

    坂本:(笑) でぃぎん…。レコードを探しにいく事です。

  • [Que]:わーお!? 今はそんな風にいうんですか…。勉強になります。高橋君は?

    ヒロヤス:ダーツです。

  • [Que]:わかる、、分かります。ダーツは分かる! よかった、、ついていけた(笑) 昔CLUB Queにもダーツマシンがあったんですよ。清志郎さんと何回かやったなあー。勝って1000円貰った(笑)

  • [Que]:日本全体不景気といわれてますが、そんな中、音楽産業全体に思う事はありますか?

    坂本:原点回帰。ちゃんと演奏が出来ないとサバイブ出来ない時代に戻った

  • [Que]:5月8日に発売のCDの宣伝をばずばっと!

    ヒロヤス:捨て曲無しです。

    坂本:スーパードープな作品に仕上がりました。チェケラー。

    とまそん:シンプルだけどカッコいい、洗練されたバンドアンサンブルが聴けます。正直、こんなバンド他に無いし、バンドやりたくなるはず!

         
  • [Que]:バンドやりたくなるバンドって最高ですよね! さて、She Her Her Hers 2013年中~後半どんな展開をしていくんでしょう?

    ヒロヤス:リリースしたばかりですが、新曲のネタをどんどん作っているので今後の展開を楽しみにしていてほしいし、自主企画やワンマンも積極的にやりたいです。

    とまそん:2013年も下北沢CLUB Queにお世話になると思いますが、音楽はやっぱりライブなんで、是非ライブに来て欲しい!

  • [Que]:ぜひとも、よろしくお願いします!


    2013 4/5(FRI)
    "She Her Her Hers presents First Penguin Award Vol.2"
    She Her Her Hers/OverTheDogs
    FOOD>とまそんのもくもく食堂

    open 18:30/start 19:00 ADV / ¥2,500 DOOR / ¥3,000
    2013 5/12(SUN)
    "She Her Her Hers ONE-MAN LIVE"
    She Her Her Hers -oneman-
    open 17:00/start 18:00 ADV / ¥2,500 DOOR / ¥3,000

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