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サクラメリーメン
小西透太(Vo.Gu.)、 イッペイ(Ba.)、森西亮太(Dr.)
http://www.sakuramerry-men.sakura.ne.jp/
サクラメリーメン
    ちょうど10年前、18歳だった透太とイッペイが「バンドやろうぜ!」と言ったか言わずか5歳年上の亮太を誘って結成。当時は大先輩と後輩だったに違いないけど、いつの間にか透太の才能に惚れこんでいき、そこが軸になりこの3ピースは兄弟以上の強いつながりで結ばれていく。神戸で活動を開始したがすぐに大阪などへの遠征もするようになり、2年後にはカルピスのCMソングでタイアップをとり華々しくデビュー。ここまでの展開だとポップなバンドにありがちな線の細いイメージがつきまとうけど、彼らは実に太い。三者三様の個性は同世代のバンドの中でも飛びぬけていて、音楽を聴く前にもそのキャラクターでインプットされるし、特筆すべきはやっぱり透太の声なんだけど、甘い声は初々しい恋心を歌うにもハマリ過ぎる。ラジオやテレビでも人間力をいかんなく発揮してきた彼ら。亮太先輩は打ち上げでの酔いっぷりもロック殿堂級なんです。
    しかしバンドにトラブルはつき物。去年のCLUBQue夏ノ陣7.16その当日の朝、亮太が急性盲腸炎と診断される。それでもライブを中止しなかった。夏ノ陣は2マン。やめたら相手はワンマン。やるには1時間以上のメニューをこなさなければならない。彼らはすぐに動き出し盟友ghostnoteの中村勇介のサポートを得て、様々な工夫と当日のリハのみでそのステージをやってのけたのだ。これは感動せずにはいられない。言うのは簡単だけど、演るのはそりゃ大変だ。感動とは完璧な演奏の時に起こるものではない。ハプニングでもへこたれない。それを乗り越える時に人の心を打つというのを証明した形になった。亮太くんはかわいそうだけどQueの歴史に残る名場面だった。そして回復後に彼らは「サクラメリーメン全開ワンマンLIVE」を10月に決行するのだが。今度はなんと大型台風×2接近のニュース。一個でも十分なのに2つも来なくていいと叫びが通じたか、何とかかわしてワンマン決行。この日ほどMCネタが豊富なのもそうそうないだろう。とにかく全開に盛り上がって全快の亮太を祝いつつ、イッペイはメガネを飛ばしながら熱演。彼らの結束はさらに深まり、オーディエンスは勿論Que自体が彼らのファンになってしまった。だけど改めて思うのは急遽ドラムが叩けたのも、皆が彼らを好きになるのも楽曲が素晴らしいから。これは間違いないと思えるのです。
    年明け1/21には待望の新譜のリリースも決定! より軽快でPOPになったサクラメリーメンを楽しみにしていてください! その前に堂島孝平とのジョイントも見逃せませんね!
    (文/二位徳裕[CLUB Que])
11.09[SUN]
"堂島孝平 with サクラメリーメン"
サクラメリーメン/堂島孝平
OPEN 18:30/START 19:00
ADV.¥3,000/DOOR.¥3,300 [1D別]
Que 16:00~22:00 10/2~
チケットぴあ[245-869]・LAWSON[77813]・e+ 10/9~

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