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The cold tommy
研井文陽(Vo.Gu)、榊原ありさ(Ba)、マー(Dr)
http://thecoldtommy.syncl.jp/
The cold tommy
    紐解いていけばエディコクラン。ロックンロールは様々な変化を時に急激に、しかし60年間のスパンで考えればゆっくりと進化してきた。イギリスへ渡りマージービートを生み、パンクへ変貌し日本でビートロックが生まれた。途中で進化を止めたように見えるロックンロールだけど、そうではない。骨格は変わらずとも、環境にあわせてその姿を変えてきている。90年代以降は枝分かれしたニューウェイブやハードロックを吸収して、グランジやオルタナティブなどをも派生させていった。現在その最終形にいるのがこのバンドじゃないか! 最小編成で豪快にたたき出すビートと繊細な波動をもつトギイの声とのミクスチャー。ギターの音は常に全弦鳴っているところにウェッジを打ち込むような快感のそれ。ハードなリズムにうねりを付けているのは紅一点サカキバラのベース。今年の春にドラマー・マーの加入で新型エンジンを手に入れたドラッグマシンのように加速しているThe cold tommy。ライブを観ると約7年の活動が渦を巻いて上りだしている。スッキリか混沌かといえば、きっと混沌の方を選ぶんだろう。大きな光源に向かってガムシャラに走るよりも、小さく輝く光を幾つも見つけながら走る方がカッコいいんだ。価値観を切り裂くようなストーリーを見たい。見つかることより、見つけることの方が好きなら彼らのライブを観たらいい。こちらは彼らがどうやってThe cold tommyにたどり着いたかは知らない。知る必要ないなと思った。トギイの顔を見た瞬間ロックしかない顔してた。やけくそとシャイと没頭するハートと繊細な感覚とちぎれそうな熱。そういうロックに必要なのが全部、顔に現れてた。それだったら何も会話しないさ。それならいいんだ音を出せばね。騒いで目立つやつがいる、騒がなくても目立つやつがいる。どっちかの際がロックを極めるんだ。そして日常的に共有できるデーターを生みだす瞬間を感じるだろう。
The cold tommy The cold tommy
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The cold tommy
06.24[FRI]
"The cold tommy presents「2MAN BATTLE vol.2」"
The cold tommy/THE PINBALLS
OPEN 18:30/START 19:00 ADV.¥2,500/DOOR.¥3,000 [1D別]
Que 16:00~22:00 発売中 チケットぴあ[290-768]・L[71895]・e+ 発売中

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