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ジェッジジョンソン
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ジェッジジョンソン

世間的にはエレクトロ、テクノロック、シューゲイザー的なものとか多様なジャンルで語られがちなジェッジジョンソンだが、それは単に唯一無比な存在であり、他にない音を奏でているから。他と比べようもないバンドだからどうしても観る人の主観でさまざまなジャンル名をイメージしてしまう。俺としてはロック。ただのロックって言ったらよくないけど、特に奇をてらったジャンル付けやカテゴライズは必要ないと思う。ロックされどジェッジジョンソンという感じかな。そこにはふわりとした現実とは違う世界も存在するし、夢とか妄想とも似たような虚像も存在する。綺麗に言えばドリーム。藤戸を作る細胞の一つ一つがそういった彩を持っているんじゃないだろうか。70年代のロックアーティストが持っていたような活字では表せない不思議な世界に誘う魅力を持っている。現実感なんてなくてもいいんだ。それがジェッジの現実でもある。

突如休止したり、幾多のメンバーチェンジ、謎の部分が多い。全てを知ろうと思ってはいけない。そこが魅力なんだ。
活動初期には誰にも受け止められないことが多々あったという。けど、アートと呼ばれるものは、絶対にそうであるべき。個性というのはツマハジカレタトコロから生まれるものだし。
彼らはそれを最初から持っていた。もっとも磨いてどうなるというのとは違うセンス。生まれた時からアーティスト。これはART-SCHOOLの木下や、踊ってばかりの国の下津、The Birthdayのチバにも通じる部分。常人ではないというところ。
人間は生きて生活していくと傷ついたり、振り返ったりする。そういうときに傷の手当になる音楽がある。彼の音楽もそこにはまる。かといって感傷的な音楽ではないけど、初期のパンクロックやヴェルヴェットがそうだったように、なぜか傷つき苛立った人にも良薬となる音楽。そういう意味でロックなんだ。それは深くいにしえの世界観。

過去にジェッジジョンソンとシーナ&ロケッツ、それにTHE PRIVATESというイベントを組んだ。皆が驚くラインナップだった。だけど、予想は的中。今は亡きシーナさんも彼らには興味津々だった。なぜなら感性的な不変のロックを感じたからだと思う。それに尽きるのだ。

06.24[SAT]
"最新アルバムプリリリース&未発表シングル発売ワンマン公演 ジェッジジョンソン ~STRIKE ReBUILD DOWNER~"
ジェッジジョンソン
OPEN 16:00/START 17:00 ADV.¥4,000/DOOR.¥4,500 [1D別]
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