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The Cheserasera
宍戸翼(Vo.Gu)、西田裕作(Ba)、美代一貴(Dr)
http://www.thecheserasera.com/
The Cheserasera

2009年東京にて「昼行灯」というバンド名でVoの宍戸、そして彼の先輩である元クリープハイプBa西田と同じくDr美代により結成された。宍戸の独特の声質と高い楽曲クォリティ、幼馴染ならではの攻撃的なリズムラインで当初よりライブハウス界隈の話題に上る存在であった。やがて彼らはThe Cheseraseraとバンド名を変更し、そこからの飛躍は一層スピードを増した。彼らの持ち味である攻撃性、所謂“センチメンタリズム”は彼らの中ではその言葉一つでまとめるには容易では無い程に脅威的にダイナミックで儚くて、そしてどこかエロティックな雰囲気をまとうようになっていった。それが今のケセラ節の根幹ともなっていく。メジャーデビュー後の活躍はと言うと想像していたものとはかけ離れており、華々しさよりも泥まみれであった。度重なるツアートラブル、宍戸そして西田の体調不良によりキャンセルも相次いだ。納得の行かないライブも続いた。叫んでも応えてこない声援が有った日も続いた。それでも彼らは歩みを止める事無く、結果自主的なインディーズ・シーン帰還をすると、彼らの底力がダイアモンドのようにひかり、輝き始めた。それは僕が初めて見た「昼行灯」でもあり、観た事もない「ケセラセラ」でもあったのだ。今までにない程の毒々しさに、欲求にまみれ貪欲に渇望に、しかしそれ以上にとてつもない優しさと危うさを持ってより力強く羽ばたき始めたのだ。心の中に新たに得た仲間、それはこれまでに味わった悔しさや憎しみ、涙でもあり、しかしそれら感情に抗う事なく全てに肯定して出来たであろう名盤『YES』をもって彼らの何度目の反撃もようやくクリーンヒットさせる事に成功したのだ。そうして先日CLUB Queにて行われたツアーファイナルワンマンをソールドアウトしたのだ。何度夢で観た来た光景だったであろう、彼らは幾つの夜も見続けた夢の光景に感動しつつも堂々とした眼差しで、しかし既に更に遠く高い景色に目を向けていた事だろう。12月22日に追加のワンマン公演を行う。この日も勿論の事当日はフロアが身動きが取れない程ぎっしりとケセラファンと、みんなの夢ひとつひとつで溢れかえるだろう。もういい加減ネクストアーティストの名に甘えないでおこう。The Cheseraseraは既にシーンを代表するバンドであり、誰かがバンドを始めるにあたり憧れを抱くには十分過ぎるほどの存在なのだから。優しさも悲しさも愛も憎しみも手に入れた彼らの音楽はどこまでも健やかで、曇天と青々とした晴れ空を繰り返す、大空のようなのだ。

12.22 [FRI]
"The Cheserasera “dry blues tour”-追加ワンマン公演-"
The Cheserasera -oneman-
OPEN 18:30/START 19:00 ADV.¥3,000/DOOR.¥3,500 [1D別]
Que 16:00~22:00 発売中 LAWSON[71835]・イープラス 発売中
12.31 [SUN]
"Que's COUNTDOWN 2018 ~2nd STAGE くるとし~"
The Cheserasera/THE NEATBEATS/LOST IN TIME
ザ・ステファニーズ/ドミンゴス/チリヌルヲワカ

OPEN 21:00/START 21:30 ADV.¥3,500/DOOR.¥4,000/通し券.¥6,200 [1D別]
■通し券
Que 16:00~22:00 発売中 イープラス 発売中
■単日券
Que 16:00~22:00 発売中 チケットぴあ[349-798]・LAWSON[72235]・イープラス 発売中
LivePocket [https://t.livepocket.jp/e/xdyv4] 発売中

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