二 位:ロックのきっかけは?

曽我部:きっかけのバンドはセックス・ピストルズ!

二 位:切っ掛けがパンクロックだ! 意外な事実ですけ

    ど素敵です。小学校の時の話は早熟な気もするけ

    ど、人間的っていうか誰しもが一度は通る部分も

    含めて、それが無かったら良鳴な音楽にたどり着

    かないかもですね。とてもドラマチックな歌詞

    で、聞き手が自分に置き換えて情景描写ができる素晴らしい歌詞に繋がってるような気がし

    ます。歌詞作りの種はどんなものです?

曽我部:歌詞については、もちろん自分の心を言葉に置き換える作業ですが、ただの言葉ではなく、

    あくまでも歌われる前提の言葉になので、優先すべきはメロディに乗ったときの響きにマ

    ジックがあるかどうかということです。ぼくの場合、ソロの音楽は割と詩が先にあることが

    多く、サニーデイは生まれたメロディに後で詩をつけることが多い。これは意識したことで

    はなくて、何故かそうなっています。

二 位:ナチュラルに作り分けができてるんですね。その曲を作るとき、どんなシチュエーションが

    多いですか?

曽我部:生きているうちはずっと、自分の歌を探しています。夢の中でさえ作詞作曲してしまうのだ

    から、だいぶきちゃってますね(笑)。

二 位:夢の中でも創作してる、凄いっ! ちなみに今一

    番欲しい楽器は?

曽我部:20年間ずっといちばん欲しいのはメロトロン。

    昔、本物を弾いてレコーディングしてから、その

    魔力にやられっぱなしです。70万くらいまでなら

    出すかな(笑)。

二 位:メロトロンってエレクトーンの様な、60年代のテープでサンプリングするやつですよね?

    あれはそうそう売って無いでしょう(笑)?

    話変わるけどCDやレコードを手にしなくなってきた原因はなんでしょう?

曽我部:売れなくなった商品に、モノとしての魅力・価値がなくなったから。それだけです。

二 位:あっ…何も言えない。そうですね。それに違いはない。

    では人前で音楽をしたいと思ったきっかけは?

曽我部:忘れました。本当に忘れました。そもそも、人前で歌おうと思ったことがあっただろうか?

二 位:そうか~きっと息をするような話なんだろうな~曽我部くんにとっては。

    弾き語りも含めて、小編成が好きなイメージがあるんですけど、そこに音楽的拘りは何かある?

曽我部:人数が多いとめんどくさいことも増える。それだ

    けかな(笑)。まあ、少ないことには限界もある

    分、深みを追求したくなるというところもある

    し、これしかないけど「手持ちのこれで無限の可

    能性に挑戦したい」ということに男のロマンみた

    いなのがあるかな。

二 位:そうっすね。おれミュージシャンじゃないけど気

    持ちわかる気がします。シンプルゆえの美学とか。

 

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