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2006.3.25~27
「YOYOGI UNDER GROUND」
25日>石塚貴洋/UTARI/ALL TOMORROW'S PARTY/Gimme5/ハタユウスケグループ/村松正太郎とニューインディアンデスロック
26日>Soul Dimension/SHOPLIFTER/San Fernando Mento Patrol/JOYRIDE
27日>ヘモグロビンコネクション(石田長生/vo,g、三宅伸治/vo,g、ゴンダタケシ/vo,g)

Zher the ZOOと同じ代々木にある「Stepway」が企画したイヴェント「YOYOGI UNDER GROUND」今回はZher the ZOOの一周年ということもあり3日間彼らの暖めていたアイディアを一気に見せてくれた。まず初日。今まで9月、12月の2回のイヴェントの流れのままギターロックの日。まだ音源を出して間もないGimme5や特別ゲストの村松正太郎とニューインディアンデスロックまでギターロックというジャンルを超えた素晴らしいショーを魅せてくれた。でもこの日は何と言ってもcruyff in the bedroomのフロントマン、ハタユウスケ氏の存在だろう。新しいバンド、ハタユウスケグループとALL TOMORROW'S PARTYに参加。彼のとどまることない活動と才能。cruyff in the bedroomでの参加こそなかったものの、今までない彼の一面を見せてもらった。2日目。完全に色が違う一日。ジャンルはスカ。もう最初っから踊りっぱなし。お客さん、出演者関係なし。ただ音楽が好きで踊ることが好きで、かなりお酒が好き(笑)。今まで体験したことがない人にこそ是非体験してほしい。こんな音楽が街にあふれたら争いもなくなるのにと本気で思える一日だった。最終日。言うことなし。こんな音楽がまだこの日本にあって現役で活躍している事自体が素晴らしい。しかもZher the ZOOの一周年というタイミングでこの組み合わせ。こんな音楽をこの先ずっと届けていけるように、楽しさもあり身も引き締まる思いだった。素晴らしい3日間だった。音楽というひとつのエンターテインメントを通して違う感動を与えてくれたアーティストと企画者に惜しみない拍手と敬意を表したい。加えて僕たちライブハウス側も負けていられない。この3日間でもらったパワーを少しずついろんな方面に放射できるようにしていこう。 [文/安斎昌晃]


ALL TOMORROW'S PARTY


San Fernando Mento Patrol


ヘモグロビンコネクション
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