BACK
2008.3.2
Zher the ZOO 3rd.Anniversary ~On the World~
「CHOICE!」
TOMOVSKY/talk to me

Zher the ZOOの3周年、2日目。この日は誕生日前夜。そんな日にふさわしい2マン対決、TOMOVSKY vs talk to me。開演時間を今か今かと待ちわびているお客さんで会場はあふれかえっている。先行は2007年Zher the ZOOのカウントダウンアーティスト、talk to me。軽快なSEで幕が開く。満員の会場が一斉に沸き始めた。それ以上にステージ上の4人のテンションがすごい。まだ結成して1年とは思えないぐらいのパワー。もちろん個々はいろんなバンドの経験者で、様々な修羅場を潜りぬけてきているのは知っているが、このバンドは見るたびに成長し、それに伴って、楽曲たちも生き生きとし始めた。はじけるようなリズム、随所に絶妙なコーラス、ボーカルの存在感。4人の強烈な個性がぶつかり合い、彼らの音楽を作り出してる。お客さんの顔が笑顔に変わっていった。そしてTOMOVSKY。メンバーがセッティングしている中、TOMOVSKYのMCが始まり、曲が始まった。おなじみのナンバー「歌う42歳」から始まり、徐々にヒートアップ。途中、MCでかなり地デジに対して、怒っていました。このMCと曲のバランスもTOMOVSKYの魅力の一つ。きっちり決める曲では決め、落とすMCはとことん落とす。同じ曲をやっていても、お客さんのテンションで全然変えてくる。まさしく音を楽しんでいた。素敵な大人たちのステージ。そんなステージを見ていたら、楽しくないはずがない。笑顔と爆笑と満足感に包まれ、ホンとにこの瞬間を真空パックして取っておきたい気持ちになった。最後まで自然体のTOMOVSKY。音楽好きにはもちろんだが、是非バンドマンにもみてもらいたいアーティストの一人だ。MTハピネス以外での、初兄弟ステージも堪能できました。ブッキングマンとしてこんな競演をまたできるように、日々是勉強。ありがとう、talk to me&TOMOVSKY。
[文/安斉昌晃、撮影/木村心保]


talk to me


TOMOVSKY
BACK