" Swing!Dance!!Rhythm!!! "素敵なイベントタイトルの今日は、それぞれが繋がりを持つ3バンドの競演となった。
トップバッターは、「SunJAM」。ご存知じゃない人がいると思いますが、相当カッコイイバンドです。
メンバー各々が熟練者揃いなので巧いのだけど、「このバンド」として、
これからも色んなタイプの対バンとライブをやって、大きく膨らんでいく予感をさせてくれる期待の一組。
回を重ねる毎にバンドらしさが強くなり、それぞれのポジションが安定してくるように思える。
レゲエでロックで、という音の基本は変わらないが、
今回お披露目された新曲などは、今までの曲と違う感触で新しい。
とても引き出しの多いバンドなのだと改めて認識した。何度ライブを見ても楽しいし、新しい発見がある。
二番手はフロム北海道の「PAMPAS FIELD ASS KICKERS」。
さっき出た「SunJAM」佐田さんの後輩に当たるバンドだという。
生演奏を観るのは初めてだったので楽しみにしていたが、いやぁ、カッコ好かった。
ダブとレゲエとその他の融合というんですか、歌声も印象に残るし、演奏スタイルも堂々としていた。上京して初ライブという事だったが、中々どうして、これからどんどん活動を続けてもらい、皆に聴いて観てもらいたいと感じるバンドだ。
トリは、流暢な関西弁を操る「大平洋横断逆輸入型シンガーソングライター」レイ君率いる「NEON GRAVITY」。
こちらもバンド名義では初めて聴いたが、個人名義の時同様、太いグルーブ感が溢れる音の世界に身を委ねる事が出来た。
探してもそう簡単にはいないバンドの一つだと思う。10月に自主企画イベントを行うとの事で、そちらも楽しみ。
と、こんな感じで発信する音楽のジャンルが若干違う3組の演奏をまとめて体験出来た日だった。
こういう日は何だか得した気分になって嬉しかったりする。[文、藤井美奈/撮影、吉川恭世]
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SunJAM
PAMPAS FIELD ASS KICKERS
NEON GRAVITY
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