"Home Sweet Home "という事で今回は女性シンガーのみの一日。
フロアには椅子が並べられて、ゆっくり聴けそうなムード。正しく、家で好きな時間に、好きな音楽を聴いているような雰囲気。
トップバッターは「峰香代子」さん。
バンドスタイルで演奏。
スタイリッシュで、FMラジオでかかるかのような曲達、とぼんやり考える。
自分で作詞・作曲している分、等身大のメッセージが書けたりするのでしょう。
きっと同年代の女性陣は共感するところも多いのではないでしょうか、
逆に男性は「そうかー」とか思ったりするのか。
全体的にロマンチックな印象でした。
続いて、「ヒメノアキラ」さん。
同じ女性でも雰囲気がちょっと変わって、女性らしさに元気な感じが加わりました。
ユニット形式でピアノを弾きながら唄う姿が素敵。
歌詞も峰さんとはちょっと違って、ポップな感じで、強く可愛い女性が描かれているよう。
同じ女性シンガーでも随分と違うもの。目線が変われば、歌詞も変わる。
最後は主催者「興梠マリ」さん。
こちらはしっとりと大人の女性な雰囲気。
艶っぽいけど、ほっこりするような。
安心して聴ける声であり楽曲であり。「熱燗如何?」的な。
大人っぽい衣装が照明とかの雰囲気に溶け込んで…いや、うっとり聴いてしまいました。
三者三様の女性スタイルを持つシンガーさんが揃って繰り広げられた" Home Sweet Home "。
タイトルの意味も受け取る人のそれぞれだと思うけど、肩の力を抜いて聴けたイベントでありました。
[文、撮影/藤井美奈]
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