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2009.4.28
ランドリー01
PLEGLICO/ハミリーコンプータ/原田茶飯事(ex.クリームチーズオブサン)/ブラボーカフェ

約1年ぶりとなったPLEGLICO企画。今回もかなり異次元のバンドたちが集合した。今回はいわゆる通常のステージ以外に、オープニングDJ、サブステージでの弾き語り、フリーマーケットありとボリューム満点でお届け。まずはPLEGLICO変態ドラマー、ケイニッヒによるDJ。かなり80'sな選曲。いい具合にフロアが緩まった頃、今度はサブステージでPLEGLICOリーダー、ナボナの弾き語りが始まった。ステージよりもお客さんとの距離が近い分、緊張しつつも存分に個性を見せつけたところで、ステージにはハミリーコンプータ。80'sに影響された曲たちが、所狭しと会場を駆け巡る。いい具合のゆるさと、ポップネスが同居する楽曲たち。そしてまたサブステージ。あっちを向いたり、こっちを聞いたり忙しそうだが、でも会場の人たちは笑顔。ライブは雰囲気も大事。そしてステージでは原田茶飯事。今回は初のバンド編成。極上のポップスを、甘い声で、日常を唄う。お客さんとのやりとりも微笑ましい。そして本日3番目、ブラボーカフェ。3ピースになりよりシンプルに歌に重点を置き、その中での遊び心を忘れない楽曲たち。そして大トリ、本日の主役PLEGLICOの登場。この人たちの前では、ジャンルとかどうでもよくなる。音楽には正解がない。彼らのへんてこだが、頭からこびりついて離れないメロディーと歌詞。日常を唄いつつ、どこか遠いところに連れて行ってくれる。彼らも音楽という魔物に取り憑かれたアーティストの一組。こんな音楽が世の中にあふれたら、笑顔が増え、争いもなくなるのに。今年はかなりやる気モードの彼ら。また狂気と笑顔が同居した楽曲を引っさげて帰ってくる、必ず近いうちに。[文・撮影/安斉昌晃]


ハミリーコンプータ


原田茶飯事(ex.クリームチーズオブサン)


ブラボーカフェ


PLEGLICO

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