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2010.4.25
"オールザッツEXPO'03 ~ゴールデンローファーズ4曲入りミニアルバム『豚もおだてりゃ黒真珠』
発売記念メーンイベント!!抱腹絶倒40分4本勝負~ ナイスミドル vs バッドヤング"
ゴールデンローファーズ/Theピーズ/四星球/ザ・たこさん

今日はゴールデンローファーズのレコ発。なんと4組中2組が関西から(ちなみにゴールデンローファーズも出身は関西、現在活動拠点は東京。前回の企画も3組中2組が関西から)。開場するなり人の列が切れ間なく続く。その顔を見ると、すごくワクワクしている感じが伝わってきて、こっちまで楽しくなる。まずは初登場、四星球。ずっーと気になっていて、やっと出演。予想以上に癖になる、また見たくなる屈指のライブバンドだった。衣装直しするバンド、初めてかも知れない。ステージ上のやり取りも、MCもとんでもない数のライブで鍛え上げてきただろう。お客さんとのコール&レスポンス、会場を巻き込む表現力、キャッチーな楽曲、メンバー全員がMCをとれるバンドも珍しい。ライブが終わるころには、会場が一体になっていて、初登場とは思えない余韻を残してくれた。また見たい。そしてザ・たこさん。まず見た目のインパクト、そして日本人離れした歌唱力と表現力、全くぶれずに自分たちの音楽をやり続けてきている忍耐力、このバンドもライブで鍛え上げてきたのだろう。ファンクや、ブルースという黒人の音楽を日本人がやるとどうしても野暮ったくなるのだが、うまく日本語を使い、確かな演奏力でそれを表現する稀有なバンド。まだまだ知らないバンドが世の中にいる。ワクワクさせてくれた。そして今回、ハルさんの弾き語り名義で出演予定だったはずが、メンバー全員揃ったとのことで、告知なしでTheピーズの登場。今日は比較的、軽快でノリの良い楽曲で会場を沸かせる。いつもよりMCも長めで、リラックスした感じ。もちろん曲が始まれば、そこはTheピーズワールド。他の追随を許さないライブ力。ライブが安定している、って決してほめ言葉ではない。だが彼らのライブには、間違いがない。必ず笑顔にしてくれる力がある。そして最後に本日の主役、ゴールデンローファーズの登場。大先輩の後だけにやりづらいかと思いきや、そこは彼らもライブで力をつけてきたバンド。全力で演奏するのはもちろん、自分たちが楽しむ。ライブマジック。いいバンドが続いて、いいライブが続くと、いつも以上の力が出る。同じ曲を演奏しても、全く違く聞こえてしまう。この日出た4バンドは、楽曲的にはそれほど難しいことはしていない。だが4バンドともすごい個性の塊。誰のまねでもなく、人間がオリジナル。だからこそ楽曲もライブも非常に個性的。とても濃い一日、そしてゴールデンローファーズ、レコード発売おめでとう!
[文/写真 安斉昌晃]


四星球


ザ・たこさん


Theピーズ


ゴールデンローファーズ

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