BACK
2010.5.21
"ThreeQuestions presents 「HELLO FUTURE」 ~ThreeQuestions VS ザ・ラヂオカセッツ~"
ThreeQuestions/ザ・ラヂオカセッツ
GUEST>ブルボンズ  opening act>toitoitoi

今年初の夏日が記録された5月21日。これぞイベント日和な感じの日。ここ2年くらい、よく出演してくれているThreeQuestionsの初イベント『HELLO FUTURE』。満を持してのイベントなだけに、僕自身もこの日を待ちわびていた。 まずは、トップバッターのtoitoitoi。この日はVo・アコースティックギター・パーカッションの3人編成での出演。Voの岸川が唄いだすと、一瞬にして会場の空気がtoitoitoiの世界に満たされる。彼女たちのライブは、なにかひとつの物語を見ているような、そんな充実感を感じさせる。今日はオープニングアクトとしての出演だったため、持ち時間も短めだったが、もっと長く見ていたい、そう思わせるようなライヴだった。 そして次に登場したのがゲストとして登場のブルボンズ。最近あっちこっちで名前は見るようになったが、待望のZher the ZOO初登場。toitoitoiとはうってかわって、ストレートなロックンロールナンバーで会場を沸かす。アグレッシブなステージング。なのに、そこに乗っかるVoタクミブルボンの唄がまた、すんなり頭に入ってきて、残る。特に新しいことをやっている訳ではないのだが、ブルボンズというひとつの個性が出来上がっている。 そして本日の主役のひとつ、ザ・ラヂオカセッツが登場。このバンドもZher the ZOO初出演だ。無駄なことは一切省いて、そぎ落とされたタイトな演奏。とにかく、一度体感してほしい。何かを感じると思う。本当に楽しそうに唄う、Vo山下。それに呼応するメンバー。見ていると、自然に笑顔になる。きっと会場にいた誰もがそうだったはず。ロックには無駄な言葉なんか必要ないんだ。 最後を締めくくるのがThreeQuestions。このバンド、元々Vo.内藤重人のソロプロジェクトで他のメンバーはサポートメンバーだった。それが色々な試行錯誤を経て正式メンバーも加入し、少しずつ、少しずつ形が出来上がっていって、ひとつの節目が今日のこのイベント。まさにそんな、今までのすべてが凝縮されたライブだった。内藤くんの、朗読に近い独特の唄い方に、振り絞るような心の声をあらわすかのような轟音ギター、うねるベースライン、その中でも綺麗にたたずむピアノのメロディ。人間誰でもある、心の中の陰と陽。純粋に混じりっ気なくそれをすべてさらけ出す。まさに唯一無二の内藤重人の世界。一瞬で意識がとび、気づいたら終わっていた、そんなライブだった。 今日出演したバンド達は、きっとどんなことがあっても音楽を辞めないだろう。だからこそ、応援したい。こういうバンドが続けていく限り、ライブハウスの未来は明るいはず!!
[文/写真 安斉昌晃]


toitoitoi


ブルボンズ


ザ・ラヂオカセッツ


ThreeQuestions

BACK