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2011.8.6
"代々木ロマンティック♪革命!! ~K-POPアイドルに挑め!日本選手権~"
最鋭輝隊/フルタヒロアキ&ザ・ミステイク5/ダイナマイト☆ナオキ/テクマ!

『代々木ロマンティック♪革命!!』Zher the ZOO6年余の歴史の中でも屈指の、華美で色鮮やかなイベントであった。1番手は庶民派ロックンローラー、ダイナマイト☆ナオキ。腰の重いメンバーを引き連れてバンドセットで登場。とにかく見た目のインパクトからして尋常ではないが、そこはかとなく可笑しみ漂う楽曲を、正統派ロックンロールサウンドに乗せて送るライブも唯一無二ものだ。会場のテンションも早々に上がりまくる。続いては孤高のテクノ歌手、テクマ!が数年ぶりにZher the ZOOのステージに立つ。その妖しく匂い立つ存在感は一見して只者ではない。90年代テクノ、とりわけSOFT BALLETを彷彿とさせる曲をバックに歌い踊る姿は、今日の面子の中でもとりわけ濃い存在感を放っていた。彼の色っぽい流し目にノックアウトされたお客さんもいたのでは? 3番手はフルタヒロアキ&ザ・ミステイク5。こちらは正統派ヴィジュアルロックの流れを組んだ華やかなステージで魅せた。フルタ氏自身、今日のイベントにはかなり入れ込んでいたようで、MCで「他の出演者には負けられません!」と言い放つ。その言葉に偽りなきライブ。この時間帯になると、お客さんにも一体感が生まれ始めており、フロアの熱量も尋常ではなかった。そして最鋭輝隊が満を持して登場。ど派手な衣装と煌びやかなステージ。その見事なまでのGSバンドっぷりに黄色い歓声が飛び交い、紙テープが乱舞し、会場全体が最鋭輝隊を、と言うより今日のイベントの集大成を楽しんでいた。アンコールでは出演者全員でT-REXの「20th century boy」を熱演。もう最高だった。マーク・ボランが生きてこのライブを観ていたら、きっと嫉妬しただろう。代々木ロマンティック♪革命!!万歳!![撮影/文 Zher the ZOO YOYOGI STAFF]


ダイナマイト☆ナオキ


テクマ!


フルタヒロアキ&ザ・ミステイク5


最鋭輝隊

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