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2011.9.21
"RAG TIME konzelt ~chapter2~"
airezias/the rooms/GOOD BYE APRIL
DJ>しあわせ(トキメキ泥棒)
ライブペインティング>延本文音(GOOD BYE APRIL)

6月から始めた3バンド合同企画。前回の反響が未だ残る中での第2回開催。今回は更にDJやライブペインティングなど、視覚的にも聴覚的にも(言うならば五感すべて)楽しんでもらうように工夫のなされた公演だ。まず最初に統括からすると、当たり前ではあるが、若い世代の有り余るパワーに痺れた1日となった。トップを飾るaireziasはたった3ヶ月で見違える程のスキルを携えて場内を制圧する事に成功した。続いてのGOOD BYE APRILは待望のギタリストを加えての4人編成。ようやく最後のピースが揃ったのだろう、良質なメロディに厚みがグッと加わった。そして前回トップだったthe roomsが今回のトリ。独特な歌いまわしは1度体感してしまうと中毒になってしまうほどだ。3ピースバンドの枠を軽々と超えるほどのダイナミズムあるバンドへと昇華し、行き先はどこにいくのだろうか。ここまで書いていて、ある件について触れるかどうか悩んでいたが、やはりこれも"ライブ"なのだろうと思い、記す事に。この日は都内でも珍しく台風が直撃した1日であった。交通網は乱れ、停止。強雨吹き荒れる中、各バンドは各々選択した移動手段で会場に到着。楽器を守ろうとゴミ袋でカバーしていたメンバーもいた。歩いて1時間かけて着たメンバーも居た。この現象はお客さんも同様である。しかしこの劣悪な状況の中、会場に足を運んでくれたお客さんは確かにいた。こんな状況でも、いや、どんな状況でもこの日しか観れない物の為に一所懸命に体や頭を動かす人々にライブハウスの未来がしっかりと観えた気がする。まだまだ音楽は死んじゃいない。最後に。実はライブ本編を、脅威の1時間押しで始めた。その時には既に何人かお客さんがいた。そのお客さんの為に『この1時間、ジャムセッションしよう』『USTREAM配信しよう』そう真っ先に言ったのは誰でもなく、airezias、the rooms、GOOD BYE APRILの面々。そう言われ、我々はすぐに準備を整えた。[文/撮影:Zher the ZOO 後藤瞬]


airezias


ライブペインティング>延本文音(GOOD BYE APRIL)


GOOD BYE APRIL


DJ>しあわせ(トキメキ泥棒)


the rooms

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