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RETO

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RETO

■プロフィール■
東京都下北沢、渋谷を拠点に活動しているポップロックバンド。『泣いたり笑ったりありふれた日常をリズムとメロディーにのせて』というコンセプト通りVo.小山の世界観、生活感のある歌詞とキャッチーなメロディー、様々なジャンルを巧みに複合したアレンジを武器に活動中。2015年12月、メジャーデビューしたDorothy Little Happyに自身の楽曲『Restart』、『コトノハ』を提供。オリコンウィークリーチャート初登場13位を記録。 2016年10月、初の全国流通盤CDをリリース。

初の全国リリースCD「私のはじめかた」をリリースし、そのリリースツアー、ファイナル・ワンマンを2017年1月22日に行うRETO。ツアーをガッツリ回ってまた一つ大きくなったRETOを目撃しに来てください!
今回、Vo.Gu「こやまゆい」さんに話を伺いました。
  • 改めてバンド名「RETO」の由来を教えてください。
  • スペイン語で『挑戦』 という意味があります!

  • 『泣いたり笑ったりありふれた日常をリズムとメロディーにのせて』というコンセプトを掲げて音楽をやられていますが、そのコンセプトは結成時からあったのでしょうか?
  • 元々はムーディーなちょっとジャズ要素のある楽曲をやっていたのですが、Vo.こやまの声質、作詞の内容から、もう少し日常に寄り添えるものをやっていこう!という方向性になっていきました。割と現メンバーで固まった頃からこのコンセプトを掲げて活動していますね。

  • こやまさんが影響を受けた音楽や、元々、好きな音楽を教えて下さい。
  • 幼少期の深いところへ行くとすると、Every Little Thingはよくカラオケで歌っていました。高校生の頃は妹がファンクラブに入っていた影響でYUIをよく聴いていました。元々は、ロックロックしたバンドが好きで、 フェスに行くと前の方で頭を振っていたいタイプで 、エモいバンドが好きです。藍坊主、THE BACK HORNも好きです。ですが、一番最初に音楽というものにどハマりしたのは、女性ボーカルユニットRYTHEMです。ハモリなどにそこから興味を持つようになりましたね。

  • 客観的に見たRETOの魅力を教えて下さい。
  • どこかはじめましてではないような聴き馴染みのあるメロディー。どこか懐かしくなるようなメロディーが魅力だと思っています。そこに私の声、みんなの演奏があることでRETOにしかないオリジナリティが溢れていると思っています。

  • 個人的にはVo.Gu:こやまさんの歌声と存在感が魅力的で、男性メンバーが自然に寄り沿うことで歌に説得力を持たせ、さらにここ数年は“深み”が増したと思います。本人たち的には、いかがでしょうか?
  • どうもありがとうございます。そんなに言っていただけると照れます(笑)。そうですね、私自身、ここ半年くらいで自分の中での音楽に向き合う姿勢の変化を感じていて。もちろん半年以上前も、歌うということに対して楽しさはあったし、表現ももっともっと追求していきたいという気持ちはありました。ですが、その比にならないくらい今音楽に対して楽しさを感じています。私のやりたいように表現してやろうじゃないか、と。少し強気だなぁと自分でも思ってしまうくらいに。

  • 今年に入ってライブもさらに良くなった感があります。一昨年前から全国ツアーも精力的にやるようになって、力を付けた部分もありますかね?
  • ありがとうございます(照)。そうですね、秋にそまPというバンドと文化祭ツアーというのをやったのですが、いつもライブハウスで演奏することが多かったRETOにはすごく刺激的で勉強になる出来事が多かったです。勝手が違うといいますか、やはり客層などによって反応も違うなぁと。同じライブをしていればいいわけではない、と改めて感じたのは大きかったですね。

  • 今年は初の全国流通盤CD『私のはじめかた』をリリースされましたが、楽曲〜アルバムが完成した時は、手応えありましたか?
  • かなりありました。ここまでみんなで続けてきて、初の全国リリース。やっぱり全国リリースという冠は私たちには大きいことで。アレンジ、レコーディングもいつもより時間をかけて作りました。妥協はしたくなかったので。結果、メンバーみんな納得いく作品ができたと思っています。

  • 聴かせていただき、根底にある音楽性や歌を伝えるという部分は揺るぎないながら、より開けた、深い印象を受けました。曲や詞を作る上で何か意識の変化はありましたか?
  • 今回のミニアルバムのタイトル『私のはじめかた』は5曲全て、自分目線、一人称目線から書いたものばかりでした。私の歌詞の書き方は、誰か他の人を思いっきり励ます、というよりかは自分の感じたことを歌って、それを聴いて何か共感してもらえたらなというスタンスが多いんです。今回の作品はよりその意識が強かったのではないかと思います。

  • 改めてアルバム『私のはじめかた』の聴きどころを教えて下さい。
  • ズバリ、歌詞です。このアルバムはタイトル『私のはじめかた』ということで全曲1人称目線で描いたものばかりで。この曲を聴いて共感してくれた人が今はボロボロでもまた立ち上がって『私』という一度しかない人生をやり直してくれたらいいなって思ってます。

  • バンドを続けている中で、上手く行くこともあれば、大変な時期もあったと思いますが、差し支えなければそれぞれ教えて下さい。
  • 本当に心からバンドをやめたいと思った時期が何回もありました。伝えたいことがなかなかうまく表現できなかったり、努力して積み上げてきたはずのものが実にならなかったり。一番大変だったのはギターボーカルになったとき。うまくいっていたのはあのねの歌詞で思うことをストレートに書けたときですね。

  • ここ1年ほどで、影響を受けた音楽があれば教えて下さい。
  • 安藤裕子さんです。この音楽に高校生の頃出会っていたらやっていた音楽も違ったかなと思いました。

  • 1月22日に開催されるワンマンに向けて、意気込み等をお願いします。
  • 今回のワンマンライブは、今までとは一味違います。今までのRETOは…なんだろう、ちょっと守り体制が強かった気がしていて。飛び込んでいくよりもちょっとだけ安全な道を選んでいたというか。もちろんそれも大切だと思うんですけど、今のRETOは嫌われる勇気も持ち合わせるようになったというか。だからもうやりたいように楽しみたいようにやります!このツアーの集大成、気になる人絶対見に来て欲しい!後悔させません!

  • RETOにとってライブとは?
  • お刺身と同じ。生物。旬な味はその瞬間しか楽しめない。セットリストとかツイートとか見て、あぁ、今日行けばよかったなぁっておもわず思ってしまうようなライブがしたいなって思います。

  • バンドの未来像を教えてください。
  • バンドの未来像…メンバーとはなるべく楽しく、でもストイックに音楽に向き合える関係でいたいですね。音楽としては老若男女、みんなに知っててもらえるようなあったかいバンドでいたいです。聴いてくれるみんなの毎日に寄り添えるような。コンセプトの『ありふれた日常をリズムとメロディにのせて』のように。

1月22日(日)
"mini album「私のはじめかた」Release TOUR FINAL"
RETO -oneman-
OOPEN 18:00/START 19:00
ADV.¥2,500/DOOR.¥3,000
LAWSON[73417]・e+ 発売中 ZtZ 発売中
【問】Zher the ZOO:TEL 03-5358-4491


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