風待レコード
松本隆プロデュースレーベル“風待レコード”始動
「風待レコード」とは、作詞家/音楽プロデューサーの松本隆が立ち上げたインディ・レーベルです。
これまで松本は数多くのヒット曲の作詞を手がけてきましたが、 そのデビューは1970年、 日本初のインディーズ、URC(アンダーグラウンド・レコード・クラブ)から。
日本語のロックを初めて確立したはっぴいえんどのドラマー兼作詞担当として、でした。
70年代の半ば、活動のフィールドをロックから歌謡界へ移したものの、作曲や編曲、演奏に彼が信頼する仲間たち ――ロック/ニュー・ミュージックのアーティストを巻き込むなど、 メジャーとインディペンデントを繋ぐ行為を自然と務めてきました。
90年代の後半から松本隆は「風待茶房」という名のホームページをスタート。
パリのカフェ・フロール、あるいは渋谷のブラックホークなど、かつて才能のサロンとして機能していたカフェを ネット上に構築することを目指しました。
2001年、不況の下、売り上げ重視が加速するレコード業界に対して思うところがあった松本は、 ヴァーチャルなカフェの運営以外に、現場に飛び出すことを決意しました。それが「風待レコード」です。
まず、昨年の初夏から秋にかけてオーディションを行い、寄せられた多くのMDやCD-Rを聴き込み、 少なくない共感するアーティストたちと出会いました。その後、スタッフと共に彼らが演奏するライブハウスやバーに 足を運び、キャプテンストライダム、neuma、ノラオンナ―― この3組の新しい才能と一緒に音楽シーンに風を起こすことを誓いました。音楽性の振れ幅は大きいけれど、 芯の部分で松本隆とリンクする若者たちばかりです。
今後、すでに活動しているインディ・レーベルとのWネームや、「風待レコード」がシンパシーを抱く インディ・レーベル群のコンピレーションなども計画しています。
これからの「風待レコード」の動きにご注目ください。
ARTIST
neuma  キャプテンストライダム  ノラオンナ  KAYO
PICK UP DISC
窓/neuma
 サウンドは静かだが、佇まいは、激しい。それがneumaだ
 聴覚を柔らかく刺激するかと思えば一気に異世界へ連れていかれるかのような……
neumaのライヴは彼らが持つ驚くべき多面性を見せつける。

ブッコロリー/キャプテンストライダム
 ニューロック的和製テイストを持ち、
 あくまでも気負わないカジュアルなたたずまいとユニークな歌詞が 話題の3人組

少し大人になりなさい/ノラオンナ
 風待レコード、三番手にして初のシンガーソングライターの登場です。
 「少し大人」の女性に捧げるクールダウンラブソング集。

三つ編みヒロイン/KAYO
 松本隆(作詞)×細野晴臣(作曲/アレンジ)
 →→→→ポリシックスKAYO ソロ・デビュー! ! !
ALL CATALOG
KRUK―1000 マウンテン・ア・ゴーゴー/キャプテンストライダム \525 03.09.25
KRUK―1001 窓/neuma \2,625 03.09.10
KRUK―1002 ブッコロリー/キャプテンストライダム \2,100 03.11.26
KRUK―1003 少し大人になりなさい/ノラオンナ \1,680 04.04.21
WKRUK-0001 三つ編みヒロイン/KAYO \2,100 04.07.02
風待レコードオフィシャルサイト :http://www.kazemachi.com/