PLEA for PEACE JAPAN TOUR Vol.2(2001年10月)

・WHAT'S PLEA for PEACE?
・PLEA for PEACE JAPAN TOUR Vol.1(2000年03月)
・PLEA for PEACE JAPAN TOUR Vol.2(2001年10月)
・PLEA for PEACE JAPAN TOUR Vol.3(2003年10月)
PLEA for PEACE JAPAN TOUR Vol.2
CHINKEES (fromUSA)
SUICIDE MACHINES (fromUSA)
POTSHOT

2001.10.04 (thu) shimokitazawa SHELTER
2001.10.06 (sat) kyoto TAKUTAKU
2001.10.07 (sun) kobe CHICKEN GEORGE
2001.10.08 (mon) osaka BAYSIDE JENNY
(w/GELUGUGU)
2001.10.10 (wed) nagoya DIAMOND HALL
2001.10.11 (thu) toyohashi LAHAINA
2001.10.13 (sat) shibuya AX(w/KEMURI)
2001.10.14 (sun) yokohama BAY HALL
(w/COQUETTISH)
As you may know, the United States was attacked on September 11th.
Thousands of people are dead and our country is out for blood. What is the solution?
Our president is ready to go to war. Is this the solution?
American flags are flying high in the United States, but at the same time people of middle eastern decent are being targeted for hate crimes.
Racism is running out of control and we are about to enter into a meaningless war against a countrywhose main citizens are innocent are highly opposed to the Taliban.
Ossama Bin Laden is on par with Hitler and the Afghani people are the jews.
If we start bombing, millions of people will die and most likely the Taliban will hide in the cracks and Bin Laden will get exactly what he wants.
There is no simple solution, but I realize more than ever that we need to unite globally.
It is a calling for peace. A plea for peace.   -Michael Park
ご存知の通り、テロがアメリカ合衆国を9月11日に襲った。
たくさんの人が死に、僕達の国はまだ血を流そうとしている。
なにか答えはあるのか?
私達の大統領は戦争の準備をしている。
それが答えなのか?
アメリカでは星条旗がたくさんなびいている。
そして同時に中東系のアメリカ人は憎悪の標的になっている。
人種差別が野放しになり、市民の多くはタリバン政権に反対している国に対して、 また意味のない戦争をしかけようとしている。
オサマ・ビンラディンはヒットラーと同等で、アフガンの人はユダヤ人と同じ立場におかれている。
もしアメリカが爆撃を始めたら、多くの一般市民は死に、タリバン政権はうまく爆撃をすりぬき、 ビンラディンは自分が必要としているものを手にいれるだろう。
簡単な解決方法はないと思うが、僕達は国境を超えて団結する必要がある。
平和を唱える時だ。
A PLEA FOR PEACE.(平和へむけての嘆願を)
   マイクパーク(チンキーズ)
「平和について考えてみよう」なんて言われてもピンとこないだろうし、
どうしたらいいのか、分からないと思う。
先月、アメリカで同時多発テロがおこった。
海のムコウのコトだし、自分にはあまり影響はないだろうなんて、
そのときは考えてしまった。
でも楽しみにしていたMISFITSとのライブが中止になった。
関係無くは、なかったのだ。
これから「報復」と呼ばれているコトが行われていったら、
このツアー自体も中止になるかもしれない。
もし本当の戦争に発展して行ったら、この世界はどうなるのだろう。
音楽なんて平和じゃないと出来ないんだって、改めてホントに思った。
勉強不足なのでこの事件に対してのコメントは出来ないけれど、
人を傷つけて良い訳が無い。
かつてジョンレノンが「国境や宗教が無い世界を想像してごらん」と唄っていた。そう思う。
このPlea For Peaceがほんの少しでも世界が良くなるコトに 役に立てば、
と信じてる。    RYOJI (POTSHOT)
It's a terrible tradgedy for the U.S. and the whole world. It makes me realize how much more we can all do as individuals to spread the message of peace and understanding wherever and however we can. My heart goes out to everyone, anywhere who was affected by these cowardly acts of violence. I think that the U.S. and all of the peaceful nations of the world, unified, will take the necessary steps to eliminate the menace of terrorism from the earth and insure that what happened on Sept. 11th, 2001 will never happen in any country anywhere ever again." I'm really happy to be doing the Plea For Peace tour in Japan this year.It now has an extra special meaning for me. I'm glad to be part of a tour that is helping to spread the message of peace, understanding and unity. I feel fortunate that we (Suicide Machines) can be a part of spreading that message.
   -Dan ( SUICIDE MACHINES )
今回のテロ行為はアメリカ合衆国と世界中にとって、とても悲劇的な出来事だ。 いつでも、どんな方法をつかってでも個人としてもっと”平和と相互理解”について 広める必要があると強く思った。
この臆病で、卑劣な暴力にまきこまれた人々に遺憾の意を表する。
アメリカ合衆国と平和を求める国々が団結してこの地球上から危険なテロリズムを排除 して、2001年9月11日に起った事が二度とこの地球上の全ての国々で起きないように 努力するだろう。
今年PLEA FOR PEACE のジャパンツアーに参加出来て光栄だ。
今回のこのイベントは僕にとって特別な意味を持つようになった。 平和、理解と団結を唱えるこのイベントに参加出来て、光栄です。
SUICIDE MACHINESがこのメッセージを広める手助けを出来て幸せです。
   ダン(スーサイドマシーンズ)
**今年の出演バンドの紹介**
このイベントの発起人マイクパークの現在進行形のバンドがTHE CHINKEESです。
スカンキンピックル、レスザンジェイクとのブルース・リ−バンドといった現在のスカパンクシーンを 作り上げたバンドの中心メンバーであった彼は、まさにMr.SKA PUNK。長島茂雄級なのです。ですから、 このTHE CHINKEESもカッコ悪い訳がなく、マイクのポップセンス大洪水、オルガン大爆発、最高なのであります。 絶対、損はさせません。
9月21日にはTV-FREAKから3枚目のアルバムを日本先行発売します。
またマイクは日本の企業インディ(特にメジャーレコード会社がインディーズといっているような!) とちがってDO IT YOURSELFを守って、サンノゼでインデペンデントレーベル、 ASIANMAN RECORDSを主宰しています。
SUICIDE MACHINES。彼等もまた、現在のスカパンクシーンを築き上げた重要なバンド。これまた最高。
昨年に続く4度目の来日となります。
こちらも9月19日には新作がハリウッドレコード (日本ではavex)からリリースされます。
日本からはPOTSHOT。メロディアスでキャッチ−なポップパンクサウンドでがんばります。
また渋谷ではKEMURI、大阪にはGELUGUGUという東西の人気スカパンクバンドも友情出演します。
「平和と団結という考えを広めることが、私の重要な目標です。音楽を通して、この考えを広めるだけでなく、 行動を持って広げることに意義があると思っています。
1998年 SKA AGAINST RACISM(Less than Jake,Kemuri,MU330,Mustard Plug,The Blue Meanies, Five lron Frenzy,The Toastersand Mike Park)を米国で開催しました。$25,000以上の収益金があり、 さまざまなチャリティーに寄付し、米国で40,000人以上の人にこの考えが伝えることができました。このツアーでちらし、 ステッカーを配り若者にも訴えかけました。とにかく多くの人に参加して欲しかったのです。
そして非営利団体Plea for Peaceを始めました。人々に我慢、包容力(受けとめる心)、そして団結を教えるためです。 この団体の主な目標は平和に信念を持っている団体を積極的に援助をすることです。 暴力や憎しみに虐げられている者たちの助けになりたいのです。
日本と米国は文化が違いますが、団結(Unity)に対するビジョンは共通だと思います。
日本での政治的不幸(矛盾)に対する知識はありませんので、potshotと彼らのサポーターに 平和に対する働きをしている団体を選ぶことを委ねています。
この運動を米国だけで終わらすのは利己的だと思っています。Plea for Peaceツアーは続きます。   Mike Park
第2回プリーフォーピースジャパンツアーを10月におこないます。
日本でもこの夏、戦争責任がある人も祭られている神社への総理大臣の参拝、新しい歴史教科書への近隣諸国からの 抗議、沖縄の米軍基地がらみの事件などが話題になり、他にもいじめ、幼児虐待、憲法第9条の改憲への動き、 紛争地域への自衛隊の出動、お役人の腐敗、原子力施設の事故などさまざまな問題をかかえています。
いまだパレスチナ、バルカン半島やアジア、アフリカなど世界のあちこちで紛争は絶えませんし、 色々なことをもっと考えたり、訴えたりすることがパンクロックミュージシャンとしてのアティチュ−ドではないかと マイクは語っていました。
ぼくらはロックから色々な事を学んできました。
ジョンレノンはイマジンの他にもアイルランドやジョンシンクレアのことを、 スペシャルズはネルソンマンデーラを自由にと、ピーターガブリエルはビコのことを、クラッシュはサンディニスタを。
多くのロックミュージシャンが世の中にはびこる不正を訴え、歌っていました。チャックベリーは TOO MUCH MONKY BUSINESSと歌ってましたが、ロックはいまや大娯楽産業なのでしょうが、 金が全てじゃないと言ってみたいですよね。 [TV-FREAK RECORDS]
報告が大変遅くなって申し訳ありません。
2001年のPLEA FOR PEACEの収益から神戸のボランティア団体「すたあと長田」と マイク・パーク氏の希望で横浜の外国人労働者支援団体「カラバオの会」に寄付いたしました。
すたあと長田は、神戸で起きた大地震からずっとがんばっていらっしゃいます。
神戸では、震災後行政のサポートにより新しい住居に移れたけれど、新しいコミュニティが発達するに至らず、 食事に困ったり、孤独に死んでいく老人が少なくないそうです。
震災直後ガレキと化した三ノ宮の駅あたりをぱっと見るだけでは街は復興しているように見えても 地元はそうした問題をかかえているという事など考えさせられます。
カラバオの会は、失業率が増えている日本なのに3Kの職場は、人が不足していてその部分は 外国人労働者にたよっていながらもそこで不正がおこなわれているという実態を受けて、 そうした外国人をサポートする活動をやっている団体です。
イラクの罪のない人達もまたパレスチナやアフガニスタンの罪なき民のように、空爆にさらされるのでしょうか。
アメリカの現政権が言う正義によってドイツ、フランスですら反対している新しい戦争がおこらないように、
心から平和を願います。 PEACE!