2000.3.28~30
十番勝負「喧嘩上等」! タンカを切って全国で大暴れをしてきたTHE JERRY LEE PHANTOMが選んだラスト3日間の戦いの場は、ここQue。"R&R News Maker 十番勝負「喧嘩上等」" THE JERRY LEE PHANTOM 28日 VS. HAL FROM APOLLO '69 29日 VS. analers 30日 VS. ELEPHANT MORNING CALL 挑戦を受けたのは、HAL FROM APOLLO '69、analers、ELEPHANT MORNING CALL の面々。所狭しと暴れるツワモノを相手に壮絶な対バン勝負が繰り広げられた。HALの重低音のベースの音が本当にカッコよくてしょっぱなから期待が高まっていく。さらにanalersは天井にぶら下がり、ステージを破壊する勢いでこっちがハラハラするほど。MCで「喧嘩を売ってくるんだから、横浜銀蠅みたいな奴だったらどうしようって心配してた。」と言う杉本恭一さんもJERRY LEEのメンバーを見て安心した様子。私も久しぶりに見るので楽しみにしていたELEPHANT MORNING CALLはJERRY LEEとも仲のいいバンドで今回の対バンを楽しみにしていたそう。定番のマイクを振り回すその姿が見れただけでも嬉しくなってしまう。そしてJERRY LEEはそんな強敵達を相手に最高のライブを見せてくれた。彼らの好きなCLASHのカバーをしたり、ひさしは客席に向かってダイブをしたり大興奮のステージ。ドラムのダイジは気合いを入れるために3日間髪を上げたまま洗わなかったので、ひさしに臭い臭いといやがられていたっけ。最終日には新曲を披露してくれたのでものすごく感動した。とにかく彼らの疲れ知らずのライブアクトは日に日に勢いを増し、そこに迫り来るモンスターの姿が垣間見えたほど。狂気すら感じる鬼気迫るライブ、これがカッコ良くなければ何がカッコいいんだろう?最終日の打ち上げのあと、フリップサイドのオギノ君は興奮覚めやらぬ先輩方と二位さんにジーパンをビリビリに引き裂かれ、さらにブリーフまで没収されてしまいました。どうやらデジカメにはずかしーい写真まで撮られたらしく、大人の社会って厳しいのね!と感慨深くなりつつ私は夜の明けた下北を後にしたのでした。 (撮影/鈴木恵、文/寺岡春香) ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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