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Live Report ライブレポート 2000

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2000.7.28
"GIVE IMPETUS TO THE 7HEATS"
GYOGUN REND'S/MO'SOME TONEBENDER


GYOGUN REND'S

MO'SOME TONEBENDER
この日のライヴはGYOGUN REND'SとMO'SOME TONEBENDERというけっこう意外な組み合わせ。MO'SOME TONEBENDERは去年の夏のVIVA YOUNG(マーブルダイヤモンドの倉山さんが企画しているイヴェント)で初めて観て以来、すっかり虜になってしまったバンド。九州で活動しているバンドだけど、東京に来るたびにライブに足を運んでいます。感情の波を音に乗せたらこうなったのかなぁと勝手に想像しながら聴いているんだけど、ギター、ヴォーカルの百々君の歌はいつ聴いても最高。「未来は今」はシンプルだけど耳に残る名曲だし、いつもラストで歌う「アナルベリー」はハッとするほど美しい曲。モーサムの世界は、行き場所を探すせつないほどの感情を音と歌詞に乗せているから、聴いていて胸が詰まるような気がするのかもしれない。そしてGYOGUN REND'Sの登場。「Let's Go G・R」でロックに始まったステージ。「Can't Sell My Soul」へと一気に突入。ウムを言わせずカッコいいギョガンです。開場の空気を一瞬にしてロックと転換させてしまいました。ヴォーカルのパッチの骨折はとっくに全快していて良かったなぁ、とひと安心。シュープリームスの名曲のカヴァー、「恋のキラキラ星」はそういえば ネモト氏率いるショボーレ3でもカバーをしていましね。ギョガンがやるとやっぱりロックで渋い。ベースのヒロキングがなかなか飛ばないなぁと思ったら、やっぱり後半、飛んで煽って暴れてくれました。そしてThe Whoのカバー、「Run Run Run」でヒロキングはヴォーカルを決めて渋さをアピール。今夜のライヴ、初めは意外すぎる組み合わせだと思ったけれど、最高のカードでした。是非もう一度この組み合わせでのライヴ希望!
(撮影/コータロー、文/寺岡春香)
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