CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2000

« Back


2000.9.27
"6VOLT ELECTRIQue JOIN 21st CENTURY ~恒例PP RETURNS CLUB 9'00~"
PENPALS vs GREEN MIND


PENPALS

GREEN MIND
「PENPALSとライヴをやるのが夢でした!」と笑顔こぼれるGREEN MINDの内山。対するPENPALS・ハヤシも「GREEN MINDと一緒にできて嬉しいです。ありがとう!!」と声を大きくする。Que6周年イヴェントに登場したこの2バンドの登場は、ライヴキッズのみならず、アーティスト自身も心待ちにする、そんなライヴとなった。YOUNG PUNCHでサポートGを務める内山を擁するGREEN MIND。重厚なリズムと軽快なメロディがここQueに風を吹き込む。跳ねまくるキッズが飛び乗った音の粒は、メンバーをも高く押し上げているようだ。影のない、爽快な楽曲に漂う空気が見せる、どこまでもポジティブな想い。会場を埋めた人波から自然と拳が上がり、向かう気持ちがシンクロしているのを肌で感じると、疾走感を増したステージはダイブの嵐で幕を閉じる。会場に熱気が揺らぐ。この日、外気温はけっこう涼しかったのに。PENPALSがそんなオーディエンスが発する熱と、木立のように突き立った拳の林の向こうに姿を現わすと、迎える歓声は一層大きく響く。「世界で君たちだけが見ているっていうライヴをやります!」とハヤシが観客の気合に応える。PENPALSのライヴはいつだって、ステージと客席が共に歌える、そんな空気に包まれる。楽しい夜は共に作るんだって教えてくれる。ライヴでやるのが久しぶりな「Far From Your Mind」での欽也・盛也のハーモニーが、じわ~っと浸透していくQueの中で実感する。「NO ROCK'N ROLL RADIO」で怒涛の進撃が沈静するも、地鳴のようなアンコールは鳴り止まず。姿を見せたPENPALSは、集まった観客からリクエストを募り、みんなが聴きたかった曲たちを3曲、このスペシャルな夜に捧げてくれた。まさに1年に1度PENPALSとQueと、そして今回はGREEN MINDとで作りあげたお祭りは、Queの歴史に鮮やかな色の華を添えたのでした。
(撮影/鈴木恵、文/えびさわなち)
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.