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Live Report ライブレポート 2001

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2001.9.15
"THE 7 WONDERS OF Que~CLUB Que 7th Anniversary~"
ハックルベリ-フィン vs OO TELESA


OO TELESA

ハックルベリ-フィン
CLUB Queも、もう7周年を迎えたなんて月日の流れるのはほんとに早いですねえ~。思わず感慨深く昔を振り返ってしまいます。ともあれ、7周年記念イヴェント“THE 7 WONDERS OF Que”がいよいよ幕開け。そのトップを飾ったのは、ハックルベリーフィンとOO TELESA。安定感のあるバンド・サウンドで魅せてくれるハックルに、若さと無邪気さで挑むダブルオーという感じ。そのダブルオー、初の2バンで、こんなに長く演るのは初めてという。初々しさとそれゆえの勢いのよさが相まって、GS風味もハードさも、すべてミックスした弾けたステージを見せてくれる。新曲やバラードである「小春日和なら通り過ぎて」などを聴かせつつ、若さゆえの粗さ、その持ち味が十二分に発揮された、彼らにとって“初の”1時間というライヴ・アクトだった。代わってのハックルは、無理のないハイトーン・ヴォイスのヴォーカルに、それを支えるリズム隊、まさに三位一体が生み出す音の心地よさに、思わず体がリズムを刻んでしまう。サスペンス・タッチのフレーズで聴かせる曲、ポップ感のある「アクアラング」など、その演奏には余裕が感じられる。「CLUB Queはやっぱりいいね」とg&voの佐久間がMCで語りつつ、マイペースで奏でるサウンドや、3人のハーモニーに、彼らのロックに対する堅実さや誠実さが垣間見えるようだ。「MOUNTAIN」でギター音が鳴ったままステージを後にした彼ら、その残響の中で観客の手拍子が彼らを再び呼ぶ。アンコールは「夏のドライブ」。ジャズティックなフレーズがをさらりとこなせてしまうところもさすが。“VS1”は、個性の異なる2組のバンドが思う存分力を発揮して締め括られた。
(撮影/鈴木恵、文/松屋恭子)
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