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2001.9.21
意外と知られていないようだが、このイベントはQue主催のシリーズ企画。
毎回、バンドやイベント屋とは異なる独自の意向で、バンドがチョイスされているが、今回は三者三様な‘右脳で聴く音を感じる’ライブだった。紫色の着流しというボカールの出立ちにまずインパクトがあった、宙ブラリ。そのインパクトを裏切らない、フロントふたりの狂暴な個性が爆発する演奏とステージパフォーマンスは、唖然とさせられたかなり騒がしいライブだった。有機的なドラムと無機的なサンプリング、常人のイマジネーションの限界を引き裂くようなギターの轟音。my way my loveのライブで鳴らされる音達は、既成の理論とか常識などから羨ましいほど自由で、自己のセンスと快楽のみに没頭しているかのような印象を抱かせる。それでいて閉鎖的に感じられないのは、美しいポップスセンスが響いてくるからだろう。新曲も挑発的で刺激でありながら、胸を刺すような美しさを感じた。無限の音の拡がりに飲み込まれるような感覚に捕らわれた、
WALRUS。緊迫感のある完成された音世界を味わいながら、溺れるというよりも漂うようにその音に聴覚を委ねると、カラダの芯までとても気持ち良くなった。"THE 7 WONDERS OF Que～CLUB Que 7th Anniversary～" "UNDER＜N＞WATER WORLD" WALRUS/my way my love/宙ブラリ
（撮影／長崎麻美、文／松田聖子） ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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