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Live Report ライブレポート 2001

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2001.11.6
"RUMIrumi night vol.3"
宍戸留美/パパイヤパラノイア/金谷ヒデユキ
guest>イヌがニャーと泣いた日/石原まさあき/橋口いくよ/竹中あきえ/宮村優子
DJ>松本タカヒロ(SPARKY)





宍戸留美ちゃん自らが主催するこのイヴェントも、今日で3回目。しかも彼女自身の誕生日とあって、ジャンル問わずのオトモダチがお祝いに集まり、盛り沢山のイヴェントとなった。始まりは、揃いのTシャツを着たルミちゃんとゲストダンサーたち。会場のみんなにも振り付けを伝授した「東京ララバイ」では、お誕生日にちなんでの母娘の貴重な共演が見れた。続いては、女性ふたりのヴォーカル&ベース・ユニット、パパイヤパラノイア。打ち込みによる不思議な音とリズム、伸びやかで豊かな声が、異空間を感じさせる。詞を提供したという曲でルミちゃん登場。途中、曲を止めて議会場みんなでハッピーバースデーを歌うという、心憎い演出も。3番目は、金谷ヒデユキ。真っ正直にやりたいことに全力で向かっている人だからこそ宿るエネルギーを、どの曲からも感じる。コーラスでルミちゃんと根岸さんが加わった場面もありつつの、お客さんを上手く煽る、熱の籠ったステージだった。そして、お待ちかねのルミちゃん!と思いきや、スーツ姿の男性3人組登場で、「はて?」と思っていると、自己紹介でイヌがニャーと泣いた日というお笑いグループと判明。喋りではなく、組み立て体操風のオーバーアクション・コントが笑いを誘うが、時にはその高度な姿勢に称賛の拍手。足先から破裂したクラッカーで祝われた、ルミちゃんへの「お誕生日オメデトウ!」パフォーマンスもなかなかだった。上田禎のキーボードと大木トモユキのミニ・キーボードでしっとりと始まった、最後のルミちゃんのステージ。曲の途中でリコーダーを吹いたり、声優の宮本優子をゲストに、カステラの「途中で寝るな」をやったりと、可愛くて楽しくて、ほんわかと優しい気分になれたライヴ。アンコールの「全人類が愛しい夜」を聴きながら、全身全霊アイドルなルミちゃんの素晴らしい魅力と出ずっぱりでイヴェントを盛り上げた功労に、同性でありながら惚れ直しの夜だった。
(撮影/鈴木恵、文/松田聖子)
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