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2002.11.30
NATSUMEN、BOAT、この２バンドが果たしてどんなノリを見せてくれるのか、不安と期待に胸膨らませる。でもそんな事は気にしちゃいられない、ついにBOAT復活！？もちろんチケットはSOLD OUT。待ってました、長かった、ファンの多さからその事がうかがえた。A.S.E.とアインちゃんの相変わらず底抜けに明るいポップ気質を想像していたものの、ライヴ開始と同時に、いい意味で裏切られた。以前のような明るさは少々影を潜めたものの、力強い存在感は以前と変わらずしっかりと健在。もちろん客も予想以上に盛り上がる。ライヴ中盤になると、この日を待ちわびていたファンは一曲一曲に対し、思い入れがあるようで感極まり始めている。ステージに送る視線からもそのムネのうちを察する事はできたが、その姿はもう感涙モノ。以前に比べ、ますます高密度になっているその音学性は、今後も進化していくのだろう、次の復活ライヴに期待が募る。そして、NATSUMENの演奏が始まると懐かしさはやがて、強く胸を打つ力強いエモーショナル感、痛いくらいの切なさに変わる。それはもうとにかく説明不能。一つのバンドとしてカテゴライズしてしまうのは惜しいくらいに言葉が足りなすぎる。ジャンルと言う枠から大きくはみでたA.S.E.ワールド。ライヴ終了後のファンの興奮さめやらぬ様子何よりの証拠だ。きっと彼等の脳裏には、この日のライヴで演奏された曲がエンドレスで流れていた事であろう。"NEVER WEAR OUT YOUR SUMMER!!!" BOAT／NATSUMEN
[撮影／中尾志穂、文／斉藤ゆう子] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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